あいいろのひき【藍色の蟇】
大手拓次による詩集。昭和11年(1936)、作者の没後に刊行。
アイ‐ピー‐エックス【IPX】
《IPはInternational Protectionの略》日本産業規格(JIS)および国際電気標準会議(IEC)で定められた、電気機器などの防水性能についての指標。特に保護がなされていない0...
あかがえる【赤蛙】
島木健作の短編小説。昭和21年(1946)「人間」誌の創刊号に掲載。前年に結核で没した著者の遺作。自らの時代への抵抗と挫折を、急流に押し流される赤蛙の姿に重ね合わせた心境小説。
アガカーン‐びょう【アガカーン廟】
《Aga Khan Mausoleum》エジプト南部の都市アスワンにある霊廟。ナイル川西岸、アスワン市街の対岸の高台に位置する。1957年にイスラム教イスマイール派第48代イマーム、アガ=カーン...
あがり‐もの【上がり物】
1 神仏への供え物。 2 飲食物を丁寧にいう語。召し上がり物。 3 田畑などから収穫した物。 4 家賃・地代などの収入。「貸長屋の百軒も持ちて、—ばかりに」〈一葉・大つごもり〉 5 官公庁に没収...
明け暮れる
〔時を過ごす〕spend one's time [days] ((in doing));〔没頭する〕be absorbed ((in doing))涙に明け暮れるspend one's days...
遺族
《文》 the bereaved (family); the family of the deceased彼の遺族は妻と娘1人である「He was survived by [He left] h...
一意専心
彼は一意専心校務に当たったHe devoted himself to school affairs 「heart and soul [wholeheartedly].彼は一意専心この事件の解明に...
入り
1〔入ること〕彼は開演1時間前に楽屋入りをするHe enters the greenroom an hour before the curtain rises.2〔日・月が没すること〕日の入りま...
薄明かり
〔かすかな明かり〕dim [feeble, faint] light;〔日没後の,時に日の出前の〕twilight, dusk;〔日没後の〕 ((詩)) the gloaming明け方の薄明かり...
ぼっする【没する】
[共通する意味] ★何かが、水面や地平線より下降して姿を消す。[英] to sink[使い方]〔沈む〕(マ五)▽海底に沈んでいる船を引き上げる▽涙に沈む▽沈んだ音色〔没する〕(サ変)▽船はあっと...
しずむ【沈む】
[共通する意味] ★何かが、水面や地平線より下降して姿を消す。[英] to sink[使い方]〔沈む〕(マ五)▽海底に沈んでいる船を引き上げる▽涙に沈む▽沈んだ音色〔没する〕(サ変)▽船はあっと...
ちんぼつ【沈没】
[共通する意味] ★何かが、水面や地平線より下降して姿を消す。[英] to sink[使い方]〔沈む〕(マ五)▽海底に沈んでいる船を引き上げる▽涙に沈む▽沈んだ音色〔没する〕(サ変)▽船はあっと...
ぼつしゅみ【没趣味】
[共通する意味] ★おもしろみがないこと。[英] tasteless[使い方]〔無味〕(名・形動)▽無味乾燥な文章▽無味乾燥な話〔没趣味〕(名・形動)▽没趣味な内容の講演▽没趣味な男[使い分け]...
ぼっしゅう【没収】
[共通する意味] ★国家や軍隊、裁判所などが個人の所有物などを強制的に取り上げること。[英] to forfeit[使い方]〔没収〕スル▽授業に不必要なものを所持していて没収された▽所有権の没収...
いっちょうじきにゅう【一超直入】
すみやかに迷いを超越して、ただちに悟りの境地に達すること。ひとたび迷いを超越したら、回り道をせず、一足飛びにそのものの中に没入すること。▽仏教語。「直入」はただちに悟りに入ること。
きしゅつでんにゅう【鬼出電入】
現れたり消えたりがすばやく、目にとまらないこと。また、出没が奔放自在で予測できないこと。鬼神のように足跡がなく自在で、稲妻のように速やかに出没する意から。
しゅぼくらんぜん【朱墨爛然】
勉学に励み、研究に没頭していること。勉強のために書籍に朱色の墨で入れた書き込みが、あざやかであるという意味。
しんしゅつきぼつ【神出鬼没】
自由自在に素早く現れたり、隠れたりすること。きわめて巧妙に出没し、所在が分からないこと。出没の変幻自在なさま。
だじょういっぺん【打成一片】
一切のことを忘れてある事柄に徹底すること。▽仏教語。禅宗で、座禅に没頭すること。座禅によって実現するすべてが一体となった悟りの境地。「打」は強意の助字で、「た」とも読む。
あおと‐ふじつな【青砥藤綱】
鎌倉中期の武士。上総(かずさ)の人。北条時頼に仕え、評定頭となる。鎌倉滑川(なめりかわ)に落とした銭10文を50文を使って捜させたという逸話がある。生没年未詳。
シュペングラー【Oswald Spengler】
[1880〜1936]ドイツの哲学者。形態学的方法論を世界史に応用し、歴史上の諸文化の有機体的生成・没落を説いた。主著「西洋の没落」は、第一次大戦後の危機意識に符合し、大きな反響を呼んだ。
じょうけい【定慶】
鎌倉時代の慶派の仏師。 大仏師法師定慶。鎌倉前期に活躍。作、興福寺東金堂の維摩居士(ゆいまこじ)像、同寺の梵天・帝釈天像など。生没年未詳。 肥後法眼定慶。鎌倉前期から中期に活躍。作、大報恩寺...
チャンドラグプタ【Chandragupta】
インドのマウリヤ朝の創始者。在位前317ごろ〜前296ごろ。マガダ国のナンダ王朝を倒して、北インドを統一。さらに西北及び南インドまで勢力を拡大、インド最初の統一帝国を建設。生没年未詳。 (1...
にんけん‐てんのう【仁賢天皇】
記紀で、第24代の天皇。父は磐坂市辺押磐(いわさかのいちべのおしわ)皇子。名は億計(おけ)。父が雄略天皇に殺されると難を避けて播磨(はりま)に逃れたが、清寧天皇の皇太子に迎えられ、天皇の没後、弟...