アイ‐エス‐アール‐ユー【ISRU】
《in situ resource utilization》現地で入手可能な資源を利用すること。特に、将来の宇宙開発において、必要な資材をすべて地球から運ぶにはコストがかかるため、建材やエネルギ...
アイ‐ボール【i-Ball】
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ軌道間輸送機こうのとり(HTV)の大気圏再突入のデータ収集装置。空力加熱により船体が燃える様子を捉えるカメラを搭載し、温度や加速度の随時計測、および散乱...
あか‐ぼう【赤帽】
1 《赤い帽子をかぶるところから》鉄道駅で、乗客の手荷物を運ぶのを職業とした人。平成18年(2006)岡山駅での廃止をもって全国で営業終了。 2 「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」の略。軽自...
あけ‐に【明け荷】
1 竹またはむしろで作った、旅行用のつづら。角や縁に割り竹をつけて開閉しやすくしてある。 2 相撲で、関取が場所入りのとき、化粧まわしなどを入れて支度部屋へ運ぶつづら。
あげ‐さげ【上げ下げ】
[名](スル) 1 上げることと下げること。上げ下ろし。「手を—して合図する」 2 物価の上がることと下がること。あがりさがり。騰落。 3 褒めたりけなしたりすること。「人を—する」 4 布団・...
あしをはこぶ【足を運ぶ】
go [come] ((to))隣町に足を運ぶgo to a neighboring town
筏
a raftいかだで川を下るgo down the river on a raft/raft down a river彼らは材木をいかだに組んで運ぶThey transport the timb...
打ち上げる
1〔ミサイルなどを〕launch二死満塁でフライを打ち上げてしまったHe 「hit a fly ball [flied out] with two outs and the bases load...
打ち寄せる
I1〔波が寄せる〕波が磯に打ち寄せているWaves are breaking on the shore.穏やかな波がひたひたと岸に打ち寄せていたGentle waves were lapping...
運搬
transport(ation), conveyance;〔二水路間を運ぶ陸上の〕portage運搬する 〔運ぶ〕carry;〔輸送する〕transport, convey鉄道で資材を運搬するc...
うんそう【運送】
[共通する意味] ★人や荷物を目的地へ届ける。[英] to transport[使い方]〔運ぶ〕(バ五)▽荷物を手で運ぶ▽引っ越し荷物を車で運ぶ▽電車が満員の乗客を運んでいる〔運送〕スル▽トラッ...
はこぶ【運ぶ】
[共通する意味] ★人や荷物を目的地へ届ける。[英] to transport[使い方]〔運ぶ〕(バ五)▽荷物を手で運ぶ▽引っ越し荷物を車で運ぶ▽電車が満員の乗客を運んでいる〔運送〕スル▽トラッ...
ゆそう【輸送】
[共通する意味] ★人や荷物を目的地へ届ける。[英] to transport[使い方]〔運ぶ〕(バ五)▽荷物を手で運ぶ▽引っ越し荷物を車で運ぶ▽電車が満員の乗客を運んでいる〔運送〕スル▽トラッ...
うんぱん【運搬】
[共通する意味] ★人や荷物を目的地へ届ける。[英] to transport[使い方]〔運ぶ〕(バ五)▽荷物を手で運ぶ▽引っ越し荷物を車で運ぶ▽電車が満員の乗客を運んでいる〔運送〕スル▽トラッ...
はかどる
[共通する意味] ★物事が進捗(しんちょく)・進展する。[英] to make progress[使い方]〔はかどる〕(ラ五)〔進む〕(マ五)〔運ぶ〕(バ五)[使い分け]【1】「はかどる」の「は...
いちろじゅんぷう【一路順風】
船が追い風に帆をあげてひたすら進むようにという意で、道中の無事を祈って旅立つ人にかけることば。また、物事が順調に運ぶさま。
いってんばんじょう【一天万乗】
天子、また、天皇の意。▽「一天万乗の君」「一天万乗の天子」の略。「一天」は天下のすべて・天下中の意。「乗」は兵車、または兵を数える語。中国周代の制では兵車一乗には甲兵(武装した兵)三人、歩卒七十二人、輜重しちょう(荷物を運ぶ者)二十五人の合計百人がつく。「万乗」は兵車一万台の意で、それほどの軍隊を出せる領地をもっている人ということで、天子の意。
かんぎゅうじゅうとう【汗牛充棟】
蔵書がきわめて多いことの形容。本が非常に多くて、牛車に積んで運ぶと牛も汗をかき、家の中に積み上げれば棟木むなぎにまで届いてしまう意から。▽「牛うしに汗あせし棟むなぎに充みつ」と訓読する。「充棟汗牛じゅうとうかんぎゅう」ともいう。
そんそせっしょう【樽俎折衝】
宴会でなごやかに交渉し、うまく話を運ぶこと。▽「樽」は酒だる、「俎」は肉料理をのせる台。転じて、「樽俎」は宴会のごちそうのこと。「折衝」は攻めてくる敵の勢いをくじくこと。「樽」は「尊」とも書く。
ぶいふげん【無為不言】
何もせず、何も言わずにうまくことが運ぶこと。
筋肉のはたらき
細い筋原線維が集まって、一つの集合体となったものを筋線維(筋細胞)といいます。さらに、その筋線維の束の集まりが筋肉です。 筋原線維のなかには、たんぱく質の細い線維と、太い線維が対に並んでいます。骨格筋は脳からの指令を受けた運動神経のはたらきにより、互いに引き合ったり、離れたりします。この収縮と弛緩の繰り返しにより、からだや臓器を動かしているのです。 骨格筋は中枢神経、心筋・平滑筋は自律神経からの指令で動いています。 骨格筋は自分の意思で動かせる随意筋です。 骨格筋の重量は、成人男性では体重の約3分の1を占めています。その主成分はたんぱく質で、ミオシンという太い線維と、アクチンという細い線維の2種類から成り立っています。 骨格筋には、収縮する速さにより「遅筋」と「速筋」があります。 遅筋は、酸素を運ぶ赤いたんぱく質を多く含み、からだの深層部で持続的な運動をします。 一方、速筋は、赤い色のたんぱく質が少なく、からだの表面に近い部分で、瞬発的な運動を担います。 また、2つの筋では、収縮をおこす分子(ミオシン)の種類が異なることがわかっています。 心筋は、心臓を形づくり動かす筋肉です。筋線維が結びついた構造をしています。 自らの意思で動かすことはできない不随意筋であり、自律神経やホルモンによってコントロールされています。 心臓は血液の入口となる「心房」と出口の「心室」から成り立っています。心室には右心室と左心室があります。そのうち左心室の心筋は、全身に血液を送り出す役割があるため、肺に送り出す右心室の3倍の厚さがあるなど、とくに強い力に耐えられる構造になっています。 心筋が休むことなく心臓を動かすことで、私たちの生命は維持されています。こうした理由から、心筋は、全身のなかでもっとも丈夫な筋肉といえます。 平滑筋は、心臓以外の内臓や血管の外壁となり、それらを動かすための筋肉です。短く細い紡錘形の筋線維から形成されています。 内臓の多くは内腔側から「輪走筋」、「縦走筋」の2層の平滑筋がついて、その外側を「漿膜」が覆う構造になっています。 「心筋」と同じく、私たちが自らの意思で動かすことのできない不随意筋であり、自律神経やホルモンによってコントロールされています。
コレステロールの循環
コレステロールは、細胞膜の構成成分となったり、ホルモンや胆汁酸の材料となるなど、からだにとって有益なはたらきをしています。しかし、血液中のコレステロールが増えると動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞など重大な病気を招く可能性が高まります。 血液中の脂質は、リポたんぱく(コレステロールや中性脂肪を芯とし、その表面が水に溶けやすいリン脂質などで覆われたもの)として存在している。その一種であるLDLは、主にコレステロールを全身に運ぶ役割を担っている。 細胞に取り込まれたLDLのコレステロールは、小胞体でACAT(アシルCoAコレステロールアシルトランスフェラーゼ)という酵素の作用でコレステリルエステルに変換され、貯蔵される。また、遊離コレステロールに変換されてホルモン合成に利用される。 利用されないコレステロールはHDL(リポたんぱくの一種)に取り込まれて肝臓に運ばれる。また、HDLは血中LDLからもコレステリルエステルを受け取る。 全身の細胞から運ばれてきたLDLとHDLは、肝臓の細胞内に取り込まれ、リポたんぱくとして再利用される。 腸管で吸収された脂質はキロミクロン(リポたんぱくの一種)としてリンパ液・血液を流れるが、その後、肝臓の細胞に取り込まれ、リポたんぱくとして再利用。
食道のはたらき・食道の構造
食道は、のどと胃をつなぐ細長い管状の器官です。胃や腸などと同じ消化器官の一つですが、消化の機能はなく、食べ物を胃へと運ぶための輸送路として働いています。 食道の長さは成人で25㎝~30㎝ほどあり、長径約2㎝、短径約1㎝の楕円形をしています。ふだん食道は前後につぶれて閉じており、食べ物が通るときにだけ、大きく広がります。 食べ物は、液体で1秒~10秒、固形物で30秒~60秒ほどで、食道を通過していきます。 食道は3つのセクションに分けられます。のどから鎖骨の辺りまでが「頸部食道」。「胸部食道」は最も長く、大動脈、気管支、心臓など重要な器官と隣り合っています。そして、横隔膜から食道・胃接合部(噴門部)までの最も短い部分が「腹部食道」です。 また、食道には生理的狭窄といって、もともとくびれて狭くなっている部分が3カ所あります。食道の入り口部分の「第1狭窄部」。「第2狭窄部」は気管支が交差する部分。「第3狭窄部」は、胃液が逆流しないよう狭くなっています。 これら狭窄部にはがんができやすく、"食べ物がつかえる"などの違和感がある場合は要注意です。 食道の壁は厚さが約4mm。一番内側は「粘膜」で覆われています。この粘膜は、食べ物が通過しやすいよう、また食道が食べ物で傷つかないよう丈夫で滑らかな「重層扁平上皮細胞」という組織でつくられています。 粘膜の外には、「粘膜筋板」という薄い筋肉の層があり、その外は「粘膜下層」といいます。 粘膜下層のさらに外には、「輪状筋」と「縦走筋」からなる固有筋層があり、食道の蠕動運動を担っているのがこれら筋肉の層です。そして、いちばん外側は「外膜」という膜状の結合組織で覆われています。