あおり【煽り】
1 あおること。また、強い風にあおられて起こる動揺や衝撃。「突風の—で塀が倒れた」 2 ある物事に強く働く勢い。また、その及ぼす影響。余勢。「ストの—で客足が伸びない」 3 そそのかしたりおだて...
あか‐とり【垢取り】
1 櫛(くし)の歯の間にたまった垢を取る道具。 2 馬の垢を取る道具。馬櫛(うまぐし)。 3 (「赤鳥」とも書く)女性が馬に乗るとき、馬の汗で衣服が汚れるのを防ぐため、尻繋(しりがい)の下に掛ける布。
あげ‐しお【上(げ)潮】
1 満ちてくる潮。満ち潮。差し潮。⇔下げ潮。 2 興隆・充実していく勢いにあること。また、その時期。「事業が—に乗る」
あと‐つけ【後付け/跡付け】
1 江戸時代、客の乗った馬の後方に荷をつけること。また、その荷。武士の乗る場合は多く刀箱であった。「—あけて路銀のうち十両、当分入り用に使ひ給へと渡せば」〈浮・新可笑記・五〉 2 芸者が付き添い...
あま‐おぶね【海人小舟/蜑小舟】
[名] 1 海人の乗る小舟。「白波の八重折るがうへに—はららに浮きて」〈万・四三六〇〉 2 アマオブネガイの別名。 [枕]船が停泊することを「泊(は)つ」というところから、「はつ」にかかる。...
相乗り
I〔乗り物に一緒に乗ること〕オートバイに相乗りするride on a motorcycle together彼とタクシーに相乗りしたI shared a taxi with him./He an...
脂
1〔動物の脂肪〕fat;〔精製した豚の脂〕lard;〔牛・羊の〕suet;〔ろうそく用の〕tallow;〔獣脂〕grease脂っこい肉fatty meatたいへん脂の多い肉a piece of ...
あぶらがのる【脂が乗る】
1〔魚肉などが〕さばに脂が乗る季節だMackerels put on fat at this time of year.2〔調子が出ている〕彼は今脂が乗っているHe is now 「in his...
馬
1a horse;〔雌馬〕a mare;〔種馬〕a stallion, a stud;〔子馬〕a foal;〔雄の子馬〕a colt;〔雌の子馬〕a filly;〔小形種の馬〕a pony馬に乗...
重なる
I〔物の上に物が乗る〕be on top ((of));〔積み重なる〕be piled up紙が2枚重なっているOne piece of paper is (lying) on top of t...
のる【乗る】
[共通する意味] ★移動のために、乗り物の中や上に身を置く。[英] to take[使い方]〔乗る〕(ラ五)▽タクシーに乗る▽馬に乗る〔飛び乗る〕(ラ五)▽電車に飛び乗った[使い分け]【1】「乗...
とびのる【飛び乗る】
[共通する意味] ★移動のために、乗り物の中や上に身を置く。[英] to take[使い方]〔乗る〕(ラ五)▽タクシーに乗る▽馬に乗る〔飛び乗る〕(ラ五)▽電車に飛び乗った[使い分け]【1】「乗...
となえる【称える】
[共通する意味] ★自分の名を相手に告げる。また、自分の名として用いて、そう呼ぶ。[英] to give one's name[使い方]〔名乗る〕(ラ五)▽名乗るほどの者ではない▽結婚して鈴木の...
なのる【名乗る】
[共通する意味] ★自分の名を相手に告げる。また、自分の名として用いて、そう呼ぶ。[英] to give one's name[使い方]〔名乗る〕(ラ五)▽名乗るほどの者ではない▽結婚して鈴木の...
しょうする【称する】
[共通する意味] ★自分の名を相手に告げる。また、自分の名として用いて、そう呼ぶ。[英] to give one's name[使い方]〔名乗る〕(ラ五)▽名乗るほどの者ではない▽結婚して鈴木の...
あんしゃほりん【安車蒲輪】
老人をいたわって、手厚くもてなすこと。また、賢人を優遇することにもいう。▽「安車」は座って乗るように仕立てた、蓋かさの低い老人や婦人の乗る小車。「蒲輪」は蒲がまの穂で車輪を包んで、振動をやわらげて乗り心地をよくしたもの。
こうしゃしば【高車駟馬】
高位高官の地位にある人が乗るりっぱな車のこと。転じて、高貴な人のたとえ。
しゅうしょうろうばい【周章狼狽】
大いにあわてること。非常にあわてうろたえること。▽「周章」「狼狽」はともにあわてる意。「狼」「狽」はともに伝説上の獣で、狼は前足が長くて後足が極端に短く、狽は前足が極端に短くて後足が長い。狽が狼の後ろに乗るようにして二頭は常に一緒に行動するとされ、離れると動けず倒れてしまうことから、うまくいかない意、あわてふためく意に用いる。「周章」に「狼狽」を添えて意味を強調する。
ばじょうちょうちん【馬上提灯】
馬に乗る時に用いた提灯ちょうちん。馬乗り提灯。
りゅうとうげきしゅ【竜頭鷁首】
天子や貴人の乗る船。また、立派な船。竜の彫り物や鷁の頭を船首・船側につけた船。風流を楽しむ船。▽「鷁」は水鳥の名。風波に耐えてよく飛ぶところから水難よけとされる。「竜」は「りょう」、「首」は「す」とも読む。
あしかが‐よしずみ【足利義澄】
[1481〜1511]室町幕府第11代将軍。在職1495〜1508。足利政知(まさとも)の子で、義政の養子。細川政元に擁立されて将軍となったが、永正5年(1508)前将軍義稙(よしたね)に将軍職...
いしい‐ももこ【石井桃子】
[1907〜2008]児童文学作家・翻訳家。埼玉の生まれ。戦後「岩波少年文庫」の編集に携わる。ミルン著「クマのプーさん」や、マーク=トウェーン著「トム=ソーヤーの冒険」など、多くの英米児童文学を...
いちかわ‐えんのすけ【市川猿之助】
歌舞伎俳優。屋号、沢瀉屋(おもだかや)。 (2世)[1888〜1963]東京の生まれ。晩年に猿翁を名乗る。劇団春秋座を結成、劇界の改新を図った。また多くの新舞踊・新歌舞伎を上演。 (3世)[...
おおたがき‐れんげつ【大田垣蓮月】
[1791〜1875]江戸後期の女流歌人。京都の人。名は誠(のぶ)。夫の没後、尼となり、法名蓮月を名乗る。陶器を作り、自詠の歌を書いて生活の資としたという。歌集「海人(あま)の刈藻(かるも)」が...
さつま‐の‐かみ【薩摩守】
1 薩摩国の長官。特に、平忠度(たいらのただのり)をさすことが多い。 2 《「薩摩守忠度(ただのり)」を「ただ乗り」にもじって》乗り物に無賃で乗ること。また、その人。ただのり。「—を決め込む...