あゆいしょう【脚結抄】
江戸後期の国語文法書。富士谷成章(ふじたになりあきら)著。5巻6冊。安永7年(1778)刊。単語を品詞に分類し、そのうちの助詞・助動詞・接尾語などについて研究したもの。→挿頭抄(かざししょう)
かざししょう【挿頭抄】
江戸中期の語学書。3巻。富士谷成章(ふじたになりあきら)著。明和4年(1767)成立。文首・語頭にあって付属的に下へ係っていく、連用・連体修飾語、代名詞・感動詞・接続詞、接頭語などを挿頭(かざし...
かつごしなん【活語指南】
江戸後期の語学書。2巻。東条義門著。天保15年(1844)刊。体言・用言の区別や品詞の分類法を、八代集や万葉集などの歌を例として説いたもの。
かんどう‐し【感動詞】
品詞の一。自立語で活用がなく、主語にも修飾語にもならず、他の文節とは比較的独立して用いられるもの。話し手の感動を表す「ああ」「おお」の類をはじめ、呼びかけを表す「おい」「もしもし」の類や、応答を...
けいたいそ‐かいせき【形態素解析】
《morphological analysis》コンピューターの自然言語処理の一。与えられた文章を、辞書データなどを用いて形態素の単位に区切り、品詞を判別する処理。仮名漢字変換や機械翻訳、音声認...
formative
[形]〔限定〕1 形を与える,形成の,造形の,発達のthe formative arts造形美術1a 《生物》形態形成的な,造形的な2 《文法》語形成に用いられる,成語的な━━[名]C1 《文法...
nesting
[名]1 (鳥が)巣ごもること2 (鳥の)巣を探すこと3 《言語学》ネスティング(◇頻度順・品詞順などによる派生語の追い込み)4 《コンピュ》入れ子
open
openの主な意味形1 〈ドア・窓が〉開いた2 〈場所などが〉開けた3 〈店などが〉客に開かれた4 〈人・心・態度が〉開かれた◆「開いた」状態を「視界」「営業」「心的態度」に適用して意味が広がる...
parse
[動]1 他《文法》〈語の〉品詞[語尾変化,統語関係]を記述する;〈文を〉構成要素に分析する1a 自〈文が〉分析できる,文法にかなう2 他《コンピュ》〈文字列を〉構文解析する3 他…を分析[解析...
part of speech
《文法》品詞
すずき‐あきら【鈴木朖】
[1764〜1837]江戸後期の国学者。尾張の人。号、離屋(はなれや)。本居宣長(もとおりのりなが)の門下。品詞・活用・語源などの研究に努めた。著「言語(げんぎょ)四種論」「活語断続譜」「雅語音...
とがし‐ひろかげ【富樫広蔭】
[1793〜1873]江戸末期の国学者。紀伊の人。本居大平・春庭に学ぶ。「詞の玉襷」「詞の玉橋」などの著で、すぐれた品詞論を遺した。
ふじたに‐なりあきら【富士谷成章】
[1738〜1779]江戸中期の国学者・歌人。京都の人。皆川淇園(みながわきえん)の弟。号、層城・北辺(きたのべ)。活用の研究・品詞分類などに業績を残す。著「挿頭抄(かざししょう)」「脚結抄(あ...