アイセル‐こ【アイセル湖】
《Ijsselmeer》オランダ北西部の人工湖。ノルトホラント州とフレボラント州およびフリースラント州の間に広がる。1932年にアフスライト大堤防が完成してゾイデル海が外海と切り離され、淡水化さ...
あいち‐ようすい【愛知用水】
岐阜県南部の木曽川の兼山取水口から知多半島の先端に及ぶ用水路。長さ113キロ。昭和36年(1961)完成。上水道・工業用水・農業用水・水力発電に利用。
あおた‐うり【青田売り】
1 稲の収穫前に、その田の収穫量を見越して先売りすること。《季 夏》「せんすべもなくてわらへり—/楸邨」 2 造成前の宅地や未完成の建物などを販売すること。
あかさか‐りきゅう【赤坂離宮】
東京都港区元赤坂にあった離宮。明治42年(1909)バッキンガム宮殿にならった石造の西洋建築として完成。第二次大戦後は国会図書館を経て迎賓館となる。
あかしかいきょう‐おおはし【明石海峡大橋】
本州四国連絡橋ルートの一。明石海峡に架かる吊り橋で、兵庫県淡路市と兵庫県神戸市とを結ぶ。吊り橋としては世界最長の中央支間長(塔と塔との間の距離1991メートル)で、全長3911メートル。平成10...
暁
I〔夜明け〕dawn; daybreak暁に at dawn [daybreak]; at break of day暁の空the sky at dawnII〔物事が実現するその時〕その仕事の完成...
粗
I1〔魚を調理したあとの骨など〕the (head and) bony parts left after a fresh fish is filleted2〔精米したときに出るくず〕chaffI...
粗方
1〔大部分〕almost [nearly] all, for the most part, mostly;〔ほとんど〕nearly, practically財産のあらかたを使い果たしたHe sq...
生き長らえる
〔長生きする〕live on;〔生き残る〕survive仕事を完成するまで生き長らえたいものだI hope to live long enough to finish this work.85歳...
終わる
〔おしまいになる〕end, be over, finish, be finished;〔おしまいにする〕finish, end(▼finishは「完成する,完了する」意味に対し,endは「やめる...
かんせい【完成】
[共通する意味] ★できあがること。[英] completion[使い方]〔成立〕スル▽欠席者が多くて委員会が成立しない▽商談が成立する〔完成〕スル▽完成間近の新社屋▽やっと完成した大作[使い分...
せいりつ【成立】
[共通する意味] ★できあがること。[英] completion[使い方]〔成立〕スル▽欠席者が多くて委員会が成立しない▽商談が成立する〔完成〕スル▽完成間近の新社屋▽やっと完成した大作[使い分...
つくる【作る】
[共通する意味] ★種々の材料に手を加え、新しい形や、完成された状態にする。[使い方]〔作る〕(ラ五)▽森林が開かれ、新しい町がつくられた▽世界記録をつくったランナー▽課外授業で米をつくる▽人間...
きずく【築く】
[共通する意味] ★種々の材料に手を加え、新しい形や、完成された状態にする。[使い方]〔作る〕(ラ五)▽森林が開かれ、新しい町がつくられた▽世界記録をつくったランナー▽課外授業で米をつくる▽人間...
こしらえる【拵える】
[共通する意味] ★種々の材料に手を加え、新しい形や、完成された状態にする。[使い方]〔作る〕(ラ五)▽森林が開かれ、新しい町がつくられた▽世界記録をつくったランナー▽課外授業で米をつくる▽人間...
いっきかせい【一気呵成】
ひと息に文章を完成すること。また、物事を中断せずに、ひと息に仕上げること。▽「呵」は息を吹きかけること。「呵成」は息を吹きかけるだけで完成する、また、凍った筆に息を吹きかけ一気に書き上げる意ともいう。
かいぶつせいむ【開物成務】
万物を開発してあらゆる事業を完成させること。また、人々の知識を開いて世の中の事業を成就させること。人間や禽獣きんじゅうに至るまで、閉じふさがり通じないものを開き、それぞれの事物の当然の職務や事業を成就し完遂させる意から。もと易えきの目的を述べた語。▽「開」は閉じふさがり通じないものを開き発展させる意。「物」は万物。「成」は成就の意。「務」は職務・事業の意。略して「開成」ともいう。「物ものを開ひらき務つとめを成なす」と訓読する。
がりょうてんせい【画竜点睛】
物事を完成するために、最後に加える大切な仕上げのたとえ。また、物事の最も肝要なところのたとえ。文章や話などで肝心なところに手を入れて、全体をいっそう引き立てるたとえ。▽「睛」はひとみ・目玉。転じて、物事の大切なところの意。一般には「画竜点睛を欠く」と用いることが多く、この場合は最後の仕上げが不十分で、肝心なところが欠けているため精彩がないことをいう。「竜りょうを画えがいて睛ひとみを点ず」と訓読する。「竜」は「りゅう」とも読む。
たいきばんせい【大器晩成】
大きな器は完成するまでに時間がかかることから、真に偉大な人物も大成するのが遅いということ。大人物は遅れて頭角を現すということ。才能がありながら不遇である人に対する慰めの言葉としても用いる。▽「大器」は偉大な器量をもつ人。「晩成」は多くの時間を費やして成就すること。
ちくしつどうぼう【築室道謀】
余計な意見ばかり多くてまとまらず、物事がなかなか完成しない、また、結局失敗することのたとえ。▽「築室」は家を建てること。「道謀」は道を行き来する人に相談すること。家を建てようとして道行く人に相談していると、いろいろな意見があって一定の見解がなく、決着できないことから。
アウグスティヌス【Aurelius Augustinus】
[354〜430]初期キリスト教の西方教会最大の教父で、正統的信仰教義の完成者。青年期にマニ教を信奉し、次いで新プラトン学派哲学に傾倒、32歳でキリスト教に回心した。異端・異教との論争の中で、神...
アダム‐シャール【Johann Adam Schall von Bell】
[1591〜1666]ドイツのイエズス会宣教師。漢名、湯若望(とうじゃくぼう)。1622年、明朝のころの中国に渡り、伝道。西洋天文学による「崇禎暦書(すうていれきしょ)」を完成し、清代には欽天監...
いしかわ‐くらじ【石川倉次】
[1859〜1944]教育家・点字開発者。遠江(とおとうみ)の人。小学校の教員を経て東京盲唖(もうあ)学校に勤務。ブライユ式の点字を翻案して、日本語の五十音を表す日本式の点字を完成させた。その後...
いしむれ‐みちこ【石牟礼道子】
[1927〜2018]小説家。熊本の生まれ。水俣(みなまた)病市民会議を結成、「苦海浄土(くがいじょうど)」で患者の代弁者として水俣病を描く。続く「天の魚」「神々の村」で水俣病三部作を完成。他に...
イソクラテス【Isokratēs】
[前436〜前338]古代ギリシャ、アテネの弁論家・修辞家。ゴルギアスに修辞学を学び、多くの子弟を教育。ペルシア征討を主張した「パネギュリコス(オリンピア大祭演説)」などで、散文の完成者とされる。