アクティブ‐ヘッドレスト【active headrest】
自動車で後方から追突された際、乗員の頸部(けいぶ)への損傷(むち打ち症など)を軽減する座席の機構。追突の衝撃で背中が背もたれに押しつけられる力を利用し、ヘッドレストを瞬時に前方へ移動させ、頭部を...
あと【後】
《「跡」と同語源》 1 人の背中の向いている方向。後ろ。後方。「子犬が—からついてくる」「郷里の町を—にする」 2 ある時点からのち。 ㋐以後。「転んでから—のことは覚えていない」「—で悔やむ」...
あや‐だすき【綾襷】
背中でX字形になるように結んだ、たすき。
あわせ【合(わ)せ】
1 他の語と複合して用いる。 ㋐物と物とを合わせること。「背中—」「顔—」 ㋑比べて優劣を争うこと。「物—」「歌—」 2 釣りで、当たりがあったときに、魚の口に針がかかるようにする操作。さおの穂...
あん・す
[動サ特活]《「あります」の音変化から》 1 「行く」「来る」の軽い丁寧語。行きます。来ます。「近い内に—・せとて背中をたたく」〈咄・あられ酒・五〉 2 (補助動詞) ㋐(「…であんす」の形で)...
明く
眠くてなかなか目が明かないI'm so sleepy that I can't keep my eyes open.背中が大きく明いたドレスa dress with a low-cut back
裏腹
1〔裏表,反対〕彼は言うこととすることが裏腹だHe says one thing and does another.真意と裏腹のことを言ってしまったI said just the opposit...
痒い
itchy背中がかゆいMy back itches.かゆい所をぼりぼりかいたHe scratched the itchy place [spot] hard.痒い所に手が届く「be attent...
擬する
1〔突きつける〕拳銃を背中に擬するpoint [aim] a pistol at a person's back2〔似せる〕imitate;〔なぞらえる〕compare ((one thing ...
愚図つく
1〔のろのろする〕 ⇒ぐずぐず(愚図愚図)工事が愚図ついて費用がかさんだThe construction work progressed very slowly and costs mounte...
せ【背】
[共通する意味] ★体の後ろ側の、首から尻(しり)までの部分。胴体の後ろ側一面。[英] the back[使い方]〔背〕▽背をまるめて机に向かう▽馬の背にまたがる〔背中〕▽背中の大きくあいた水着...
せなか【背中】
[共通する意味] ★体の後ろ側の、首から尻(しり)までの部分。胴体の後ろ側一面。[英] the back[使い方]〔背〕▽背をまるめて机に向かう▽馬の背にまたがる〔背中〕▽背中の大きくあいた水着...
はいぶ【背部】
[共通する意味] ★体の後ろ側の、首から尻(しり)までの部分。胴体の後ろ側一面。[英] the back[使い方]〔背〕▽背をまるめて机に向かう▽馬の背にまたがる〔背中〕▽背中の大きくあいた水着...
おう【負う】
[共通する意味] ★物を肩や背中にのせる。[英] to shoulder[使い方]〔担ぐ〕(ガ五)〔担う〕(ワ五)〔負う〕(ワ五)[使い分け]【1】「担ぐ」は、物を肩にのせる意。上にのせる意味合...
ほりもの【彫り物】
[共通する意味] ★皮膚に針や小刀で文字、絵などを彫り付け、墨や絵の具を入れること。[英] a tattoo[使い方]〔入れ墨〕▽若気の至りで入れ墨を入れる▽背中の入れ墨〔彫り物〕▽竜の彫り物▽...
いっしょくそくはつ【一触即発】
ちょっと触れただけで、すぐに爆発しそうな状態の意から、きわめて緊迫した状態や状況。小さなきっかけで、重大な事態が起こるかもしれない危険な状態に直面していること。▽「即」はすぐにの意。弓を引き絞り放たれるのを待っている緊張の状態の意からともいう。
いっとくいっしつ【一得一失】
一方で利益があると、他方で損失があること。利益と損失がともにあるたとえ。また、物事にはよい面と悪い面がともにあるたとえ。▽「一失一得いっしついっとく」ともいう。
じんちゅうほうこく【尽忠報国】
忠節を尽くし、国から受けた恩に報いること。▽「尽忠」は君主や国家に忠義・忠誠を尽くすこと。「報国」は国のために力を尽くして国の恩に報いること。中国宋そうの岳飛がくひはたいへんな忠誠心の持ち主で「尽忠報国」の四文字を背中に入れ墨をしていたと伝えられる。
ほうていばんり【鵬程万里】
はるか遠くへだたった旅路・道程のたとえ。また、限りなく広がる大海の形容。前途が洋々たることの形容に用いられることもある。▽「鵬」は想像上の巨大な鳥。おおとり。背中の大きさは何千里あるかわからず、つむじ風を起こして九万里の上空に飛び上がるという。「程」は道程の意。「万里鵬程ばんりほうてい」ともいう。
まこそうよう【麻姑掻痒】
物事が思いどおりになること。もとは、かゆいところに手が届くこと。▽「麻姑」は中国伝説上の仙女の名。鳥のような長い爪つめをもっているので、かゆいところをかくのに適しているといわれた。「掻痒」はかゆいところをかくこと。背中をかくための孫の手は「麻姑」の手からきている。「痒」は「癢」とも書く。
すい臓の病気の仕組み(すい炎/すいがん/糖尿病)
すい臓は胃の後ろにあります。そのためすい炎やすいがんになると、上腹部の痛み・不快感のほか、食欲不振、消化吸収障害などが生じます。 急性すい炎と慢性すい炎があります。前者はすい臓が分泌する消化酵素(すい液)によって自身を消化してしまうもので、上腹部の激痛、発熱、吐き気・嘔吐などの症状がみられます。後者は、炎症によりすい臓の機能を担う細胞(実質細胞)が壊れて抜け落ち、その部分が線維化した状態です。発症当初は上腹部痛がありますが、病気が進むと痛みは軽減し、その代わりに消化吸収障害、糖尿病などを引き起こします。 すい臓から発生する悪性腫瘍で、約9割はすい管(すい臓のなかを網の目のように走る細い管)の細胞から発生します。初期には無症状または上腹部の不快感、食欲不振がみられる程度ですが、進行すると上腹部や背中の痛み、黄疸、腹部のしこりなどが現れます。また、糖尿病を発症することもあります。 軽い急性すい炎ではすい臓がむくんで腫れます。重症では消化酵素が細胞膜や血管などを破壊し、出血や赤黄色のまだら模様がみられます。
骨・関節の異常(骨粗鬆症/関節リウマチ/脱臼/捻挫)
骨・関節に生じるトラブルの代表は、「骨粗鬆症」と、複数の関節に左右対称の関節炎を引き起こす「関節リウマチ」です。どちらも、中高年に多くみられます。 骨を硬く充実させている骨塩(リン酸カルシウムなど)は加齢とともに減少していきます。その減少が過度に進んで、骨の中身がスカスカになり、骨折しやすくなった状態が骨粗鬆症です。 骨粗鬆症の影響が、早い時期から現れるのが"脊椎骨"です。身長が縮んだり、腰痛がおきたり、背中や腰が曲がるなどの症状が現れ、進行すると、上半身の重みで脊椎に圧迫骨折がおきることもあります。また、つまずくなど、ちょっとしたことで大腿骨や手首、腕の付け根を骨折することもよくあります。 骨粗鬆症は、閉経後の女性に多くみられます。これは女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少し、骨吸収がすすむためです。 今もなお原因解明の途上にある病気ですが、自己免疫による炎症が関与していると考えられています。 関節は関節包という「袋」で覆われています。その内側にある滑膜という部分から関節をスムーズに動かすための関節液が分泌されています。この滑膜に炎症がおこると、滑膜が増殖して軟骨や骨を侵食して破壊してしまい、やがて関節全体が変形して、その機能が障害されていきます。 炎症が進行、悪化すると骨の破壊や関節機能の障害はもとより、心臓、肺、腎臓などの器官への合併症を引き起こすこともあります。 関節組織には骨と骨が向かい合っている面があり、この面の位置関係が外的な力や病的な原因で本来の状態からずれてしまった状態を「脱臼」といいます。 外力により発生する脱臼を「外傷性脱臼」といいます。全身の関節でおこりますが、主に肩鎖(けんさ)関節、肩関節、肘(ちゅう)関節、指関節など上肢の関節に多くみられます。 病的な原因の脱臼は、化膿性関節炎などが原因で関節内に膿がたまってしまい、関節包が過度に伸張した状態になったり、慢性関節リウマチで靱帯や関節包がゆるんでしまうとおこります。 また、一度脱臼をおこした関節は、支える組織の修復が不十分な場合、軽微な外力で脱臼を繰り返してしまうことがあります。これを「反復性脱臼」といいます。 脱臼の症状は、弾発性固定(関節が動かない)、関節部の変形や疼痛、腫脹(しゅちょう)を伴います。発生頻度は青・壮年に高く、小児や高齢者では比較的低くなっています。小児や高齢者の骨は青・壮年に比べて硬度が低く、外力が働いた場合に脱臼ではなく骨折をおこすためと考えられています。 捻挫は、関節が可動域を超える運動をしいられて、一時的に偏位する(一方に偏る)ことによっておこります。 骨と骨をつないでいる関節は、衝撃が集まりやすく障害を受けやすい部位です。具体的には、関節を包む関節包や、関節を補強する靱帯が損傷します。 関節は動かせる範囲が決まっており、継続して力のかかる動きには弱いため、運動時に限らず日常生活でも捻挫はよく引き起こされます。"むち打ち症""突き指"などは日常生活でおこる捻挫の代表例です。 捻挫をおこすと、患部に熱感や腫脹、痛みなどを伴う炎症が発症します。損傷が重度のケースでは、骨折や靱帯断裂があり、これらは放置すると、運動障害や関節の軸変形になる可能性があるので、自己判断に頼らずに初期の診断をしっかりと行う必要があります。 また、発生部位が日常よく使う関節ということもあって、痛みや腫れが軽くなると治療を中途半端で止めてしまいがちです。しかし、関節を構成している靱帯や関節包、周囲の筋肉は回復しておらず、結果、関節周囲の支持が弱まり何度も同じ部分の捻挫を引き起こすことも少なくないので、注意が必要です。