あい‐ぶぎょう【合奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。本奉行を補佐し、訴訟手続きに違反がないかどうかを監査した。論人(ろんにん)奉行。
あいもの‐ざ【相物座】
鎌倉時代の七座の一。干し魚や塩魚を扱う商人の組合。
あお・つ【煽つ】
[動タ四] 1 あおいで風を起こす。「大うちはで—・ちのけるがごとくで」〈狂言記・粟田口〉 2 燃える気持ちをあおりたてる。そそのかす。「きやつは定業(ぢゃうごふ)が—・つ」〈虎明狂・鼻取相撲〉...
あかさか‐じょう【赤坂城】
鎌倉末期に楠木正成(くすのきまさしげ)が築いた城。大阪府南河内郡千早赤阪村にその跡がある。
あか‐ふどう【赤不動】
高野山明王院蔵の不動明王画像の通称。平安後期から鎌倉前期の作。全身が赤色で彩色されているのでこの名がある。智証大師(円珍)が感得したものを図にしたという伝説がある。青不動・黄不動とともに三不動の一。
秋めく
鎌倉もすっかり秋めいてきたAutumn 「has come to [made itself felt in] Kamakura.澄みきった青空が秋めいて見えるThe clear blue sky...
遊ぶ
1〔遊戯をする〕play(▼playは子供の遊びについて用いられる);〔好きなことをして楽しむ〕enjoy oneselfおもちゃで遊ぶplay [amuse oneself] with a t...
いざ
いざ行けOkay, go!いざさらばGood-bye!/《文》 Farewell!いざ鎌倉という時にin case of emergency/if an emergency arises/《口》...
鎌
〔草を刈る農具〕a sickle;〔麦などを刈る大鎌〕a scythe [sáið]鎌を掛けるtrick a person into telling the truth彼の掛けた鎌に掛かったI ...
鎌首
a sickle-shaped neck蛇が鎌首をもたげたThe snake raised its head.
かま【鎌】
[意味] 稲、草、柴(しば)などを刈るのに用いる道具。内に向いた三日月形の刃に柄をつけたもの。[英] a sickle[使い方]〔鎌〕▽土手の草を鎌で刈る▽鎌をかける(=相手が不用意にしゃべるよ...
しょとう【初頭】
[共通する意味] ★物事の、時間的に最初の部分。[英] the beginning[使い方]〔当初〕▽会合は当初期待していたよりも盛り上がった▽ダムの完成は当初の計画より大幅に遅れた▽創業当初は...
おうかん【往還】
[共通する意味] ★主要な道。[英] a main road[使い方]〔本道〕▽本道から裏道に入る〔街道〕▽街道に沿った道〔往還〕▽鎌倉往還[使い分け]【1】「本道」は、往来の中心となっている主...
いせき【遺跡】
[共通する意味] ★歴史的事件や建造物などがあった場所。[英] ruins[使い方]〔遺跡〕▽遺跡を発掘する▽古代メソポタミアの遺跡〔遺址〕▽古代の砦(とりで)の遺址〔旧跡〕▽鎌倉時代の旧跡を訪...
かいどう【街道】
[共通する意味] ★主要な道。[英] a main road[使い方]〔本道〕▽本道から裏道に入る〔街道〕▽街道に沿った道〔往還〕▽鎌倉往還[使い分け]【1】「本道」は、往来の中心となっている主...
あおと‐ふじつな【青砥藤綱】
鎌倉中期の武士。上総(かずさ)の人。北条時頼に仕え、評定頭となる。鎌倉滑川(なめりかわ)に落とした銭10文を50文を使って捜させたという逸話がある。生没年未詳。
じょうけい【定慶】
鎌倉時代の慶派の仏師。 大仏師法師定慶。鎌倉前期に活躍。作、興福寺東金堂の維摩居士(ゆいまこじ)像、同寺の梵天・帝釈天像など。生没年未詳。 肥後法眼定慶。鎌倉前期から中期に活躍。作、大報恩寺...
せんがく【仙覚】
[1203〜?]鎌倉時代の万葉学者。常陸(ひたち)の人。天台宗の僧で、鎌倉新釈迦堂の権律師(ごんのりっし)。万葉集の研究に志し、その校訂・訓点・注釈などに画期的な業績を残した。著「万葉集註釈(仙...
ほうじょう‐ときゆき【北条時行】
[?〜1353]南北朝時代の武将。高時の子。鎌倉幕府の滅亡後、信濃にのがれ、建武政権に抗して挙兵。一時鎌倉を回復したが、足利尊氏に敗れた(中先代の乱)。のち、南朝に属して新田義興らに従い、再度鎌...
みうら‐やすむら【三浦泰村】
[?〜1247]鎌倉中期の武将。義村の子。通称、駿河次郎。鎌倉幕府評定衆。執権北条時頼とその外祖父安達景盛と対立し、鎌倉の法華堂に立てこもって戦ったが敗死。→宝治合戦