とよ‐の‐あかり【豊の明(か)り】
1 宴会。酒宴。主として、朝廷で儀式のあとなどに行われる宴会。 2 「豊明(とよのあかり)の節会(せちえ)」に同じ。
にし‐あかり【西明(か)り】
日没後、西の空がしばらく明るいこと。また、その空。残照。
はつ‐あかり【初明(か)り】
元日の明け方の光。《季 新年》「書の面(おも)の灯色(ほいろ)に代はり—/草田男」
はな‐あかり【花明(か)り】
桜の花が満開で、夜でもあたりがほの明るく感じられること。《季 春》 [補説]作品名別項。→花明り
はなあかり【花明り】
日本画家、東山魁夷が昭和43年(1968)に発表した連作「京洛四季(けいらくしき)」の作品の一つ。京都市東山区にある円山公園の枝垂桜と満月を描いたもの。
ほし‐あかり【星明(か)り】
星の光によるほのかな明るさ。「—を頼りに夜道を行く」
ほた‐あかり【榾明(か)り】
ほたを燃やした火の光。《季 冬》「したたむる旅の日記や—/虚子」
まち‐あかり【町明(か)り/街明(か)り】
夜、町の家々や店などにともる明かり。
まど‐あかり【窓明(か)り】
窓から差し込む光。また、窓から漏れる光。
まどのあかり【窓の灯】
青山七恵の処女小説。平成17年(2005)、第42回文芸賞受賞。