じっ‐そう【実相】
1 実際のありさま。ありのままの姿。「社会の—」 2 仏語。真実の本性。不変の理法。真如。法性(ほっしょう)。
じねん‐ほうに【自然法爾】
仏語。 1 もののありのままの姿が真理にのっとっていること。 2 浄土真宗で、阿弥陀仏の本願のはからいの中に包まれていること。
じじょ‐でん【自叙伝】
自分の生い立ち・経歴などを、ありのままに自分で書いたもの。自伝。
しょうしつ‐ほう【詳悉法】
修辞法の一。事物のありのままを綿密に叙述する方法。
じょ‐じ【叙事】
事実や事件を、ありのままに述べ記すこと。また、その述べ記したもの。→叙情
しゃせい‐せつ【写生説】
正岡子規の唱えた俳句・短歌の方法論。絵画の理論を移入し、実物・実景をありのままに具象的に写し取ること。子規以後、俳句では河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)・高浜虚子ら、短歌では伊藤左千夫・長塚節...
じょう‐ぎ【情偽】
1 まことと、いつわり。「またよしやその間に—があるとしても」〈鴎外・最後の一句〉 2 ありのままのようす。「人間日常の—をして読者の心胸に了然としてまた事実に相違せる考思なからしむるにあり」〈...
しゃ‐しん【写真】
1 光・放射線・粒子線などのエネルギーを用い、視覚的に識別できる画像として記録すること。また、それによって記録したもの。一般にはスチールカメラで写した映像のことで、被写体の像をレンズを通して感光...
しゃ【写〔寫〕】
[音]シャ(呉)(漢) [訓]うつす うつる [学習漢字]3年 1 ありのままにうつし取る。「写経・写実・写生/活写・手写・書写・謄写・筆写・描写・複写・模写」 2 物の像をスクリーンやフィルム...
しゃ‐じつ【写実】
[名](スル)物事をありのままに描写すること。「現代風俗を克明に—する」