さらけ‐だ・す【曝け出す】
[動サ五(四)] 1 隠すところなく、すべてを現す。ありのままを見せる。「内情を—・す」「弱点を—・す」 2 追い出す。「おらあ女房を—・してしまって」〈滑・膝栗毛・発端〉
し‐ぜん【自然】
[名] 1 山や川、草、木など、人間と人間の手の加わったものを除いた、この世のあらゆるもの。「—に親しむ」「郊外には—がまだ残っている」 2 人間を含めての天地間の万物。宇宙。「—の営み」 3...
しぜん‐しゅぎ【自然主義】
1 哲学で、自然を唯一の実在・原理として、精神現象を含む一切の現象を自然科学の方法で説明しようとする立場。 2 倫理学で、道徳に関する事象を本能・欲望・素質など人間の自然的要素に基づいて説明する...
しぜん‐てき【自然的】
[形動]ありのままで、人間の手の加わらないさま。「—な現象」
しゃ【写〔寫〕】
[音]シャ(呉)(漢) [訓]うつす うつる [学習漢字]3年 1 ありのままにうつし取る。「写経・写実・写生/活写・手写・書写・謄写・筆写・描写・複写・模写」 2 物の像をスクリーンやフィルム...
しゃ‐しん【写真】
1 光・放射線・粒子線などのエネルギーを用い、視覚的に識別できる画像として記録すること。また、それによって記録したもの。一般にはスチールカメラで写した映像のことで、被写体の像をレンズを通して感光...
しゃ‐じつ【写実】
[名](スル)物事をありのままに描写すること。「現代風俗を克明に—する」
しゃじつ‐てき【写実的】
[形動]現実を、主観をまじえずありのままに表現しようとするさま。リアリスティック。「—な筆致」
しゃせい‐せつ【写生説】
正岡子規の唱えた俳句・短歌の方法論。絵画の理論を移入し、実物・実景をありのままに具象的に写し取ること。子規以後、俳句では河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)・高浜虚子ら、短歌では伊藤左千夫・長塚節...
しょうしつ‐ほう【詳悉法】
修辞法の一。事物のありのままを綿密に叙述する方法。