はいふうやなぎだる【誹風柳多留】
川柳集。167編。呉陵軒可有(ごりょうけんあるべし)ほか編。明和2〜天保11年(1765〜1840)刊。初世柄井川柳以下5世までの撰。万句合(まんくあわせ)から、前句なしでも独立した秀句を集めた...
は‐うら【羽裏】
1 鳥の翼の裏側。 2 袷羽織(あわせばおり)の裏用布。
はしまのおんな【端島の女】
西木正明の小説。廃墟となった故郷、長崎の端島(軍艦島)を訪れる女性の物語。昭和63年(1988)刊行。同年、「凍れる瞳」とあわせ第99回直木賞受賞。
恥(はじ)を見(み)・す
恥をかかせる。恥ずかしい目にあわせる。「ここらの公人(おほやけびと)に見せて—・せむ」〈竹取〉
はく‐めい【薄命】
1 早死にすること。短命。「佳人—」 2 運に恵まれないこと。ふしあわせ。薄幸。「—の身を嘆く」
はえぬき
稲の一品種。平成4年(1992)、山形県で「あきたこまち」と「庄内29号」をかけあわせて作られた。冷害に強い。山形45号。
に‐がい【煮貝】
貝の身を醤油で煮しめた料理。アワビでつくったものは山梨の名産。
とう‐はっかこく【東八箇国】
足柄(あしがら)の関より東の8か国の称。相模・武蔵・安房(あわ)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)・常陸(ひたち)・上野(こうずけ)・下野(しもつけ)をさす。関東八州。関八州。
とつ‐かわ
[副]あわてて動作をするさま。せかせかと。「老婢は此(ここ)を—起ちて」〈紅葉・金色夜叉〉
どっぱ‐さっぱ
[副](「とっぱさっぱ」とも)せわしく立ち騒ぐさま。あわただしく急ぐさま。「日比は—とどしめけど」〈浄・忠臣蔵〉