いか‐ず
《動詞「い(行)く」の未然形+打消しの助動詞「ず」から。近世上方語》 1 人情や情趣を解さないこと。また、その人。無粋。「この里の恋と情けと…をまろめし中にも、あんな—もありける」〈浮・好色盛衰...
あん‐ナカ【安ナカ】
《多く「アンナカ」と書く》安息香酸ナトリウムカフェインのこと。カフェインに安息香酸ナトリウムを加えたもの。興奮作用があり、疲労感・倦怠感からの回復や鎮痛効果がある。
いけ‐しゃあしゃあ
[副]《「いけ」は接頭語》憎らしいほど平然としているさま。「あんなにしかられたのに—としている」
アンナ‐カレーニナ【Anna Karenina】
レフ=トルストイの長編小説。1873〜1877年に発表。愛のない結婚生活を捨てて、青年貴族との愛に生きようとした人妻アンナの悲劇的生涯を、当時の貴族社会への批判を込めて描く。
あんない‐しゃ【案内者】
《「あんないじゃ」とも》 1 案内をする人。案内人。 2 物事の内容・事情などをよく知っている人。「敵は—、我等は無案内なり」〈平家・七〉
いっせんいちやものがたり【一千一夜物語】
「アラビアンナイト」の別名。千夜一夜物語。千一夜物語。
あの‐よう【彼の様】
[形動][文][ナリ]ああいうふう。あのとおり。あんな。「—な事件は珍しい」
あ◦なり
[連語]連語「あんなり」の撥音の無表記。「男の塚ども今も—◦なる」〈大和・一四七〉
アラジン【Aladdin】
「アラビアンナイト」中の「アラジンと魔法のランプ」に登場する、中国の貧しい少年。魔物を意のままにあやつるランプと指輪を手に入れ、富を得て王の娘を妻にする。
あれ‐ほど【彼程】
あの程度。あれくらい。あんなに。副詞的にも用いる。「—の人物はほかにいない」「—注意したのに言うことを聞かない」