いっさい‐しゅじょう【一切衆生】
仏語。この世に生を受けたすべての生き物。特に人間をいう。生きとし生けるもの。一切有情。
一切(いっさい)衆生(しゅじょう)悉有仏性(しつうぶっしょう)
生きとし生けるものはすべて生まれながらにして仏となりうる素質をもつということ。涅槃経に説く。一切皆成。
いっさい‐しゅち【一切種智】
仏語。一切のものについて、個々の具体的、特殊的な姿を知る智慧。仏の有する、最高の完全無欠な智慧。仏智。
いっさい‐たふ【一妻多夫】
一人の女性が同時に二人以上の男性を夫とすること。また、その婚姻形態。ポリアンドリー。多夫婚。
いっさい‐ち【一切智】
仏語。一切のものについて完全に知る智慧。仏智。
いっさい‐てん【一斎点】
江戸後期に佐藤一斎が施した経書の訓点。宋の学者の注によった漢文訓読法で、それ以前の訓点よりも原文に忠実で、簡潔といわれる。
一再(いっさい)なら◦ず
一度や二度でなく。何度も。「—◦ずお世話になる」「—◦ず注意したが」
いっさい‐ほう【一切法】
仏語。この世に存在する一切のもの。