わび‐びと【侘び人】
1 世をはかなんでさびしく暮らす人。「—のわきて立ち寄る木のもとは頼むかげなく紅葉散りけり」〈古今・秋下〉 2 世に用いられずわびしく暮らす人。「—はうき世の中にいけらじと思ふ事さへ叶はざりけり...
わ‐みょう【和名/倭名】
わが国で古くから用いられている事物の呼称。日本名。わめい。
わ‐らく【和楽】
[名](スル)互いにうちとけて楽しむこと。「どうしておまえがたはいつもそう—していられるのじゃ」〈中勘助・鳥の物語〉
わらびで‐の‐たち【蕨手の太刀】
古代の刀剣の形式の一。柄頭(つかがしら)が蕨手状の鉄剣。古墳時代から奈良・平安時代にかけて用いられた。東北地方から多く出土し、正倉院御物中にもある。わらびでとう。
わ‐り【和犂】
農具の一。古くから水田耕作に用いられたすき。
わり‐き・れる【割(り)切れる】
[動ラ下一][文]わりき・る[ラ下二] 1 割り算をしたとき、端数を出さずに割れる。「九は三で—・れる」 2 納得がいって気持ちがすっきりする。多く、打消しの語を伴って用いられる。「—・れない気...
ワルファリン【warfarin】
経口抗凝固剤の一種。血栓症の治療・予防に用いられる。殺鼠(さっそ)剤としてネズミに与えると失血死が起こる。
われ‐から【我から】
[副] 1 自分から。また、自分自身が原因で。和歌では多く「破殻(われから)」と掛け詞で用いられた。「—進んで話す」「海人の刈る藻に住む虫の—と音(ね)をこそ泣かめ世をば恨みじ」〈古今・恋五〉 ...
われらのしょうがいのさいりょうのとし【我等の生涯の最良の年】
《原題The Best Years of Our Lives》米国の映画。1946年公開のワイラー監督作品。第19回米国アカデミー賞で8部門を受賞。
わんがん‐せんそう【湾岸戦争】
イラクにより侵略・占領されたクウェートの解放をめぐる戦争。イラクは1990年8月、クウェートに侵攻して占領。国際連合による撤兵決議に応じなかったため、国際連合の決議によって編制された米国を中心と...