う‐かい【鵜飼い】
《「うがい」とも》 1 鵜を飼いならして鮎(あゆ)などをとらせること。また、その鵜を使うのを職業とする人。鵜匠(うじょう)。岐阜県長良川のものが有名。《季 夏》「老なりし—ことしは見えぬかな/蕪...
う‐かい【有界】
《「うがい」とも》仏語。生死流転するものとしてとらえられる世界。欲界・色界・無色界の総称。有涯(うがい)。
うがい【嗽】
[名](スル)水や薬液などを口に含んで、口やのどをすすぐこと。含嗽(がんそう)。「食塩水で—する」「—薬」
う‐がい【有涯】
《「有界(うかい)」から》限りある存在。果てのあるもの。この世。人の一生についてもいう。「無常は春の花、風に随って散りやすく、—は秋の月、雲に伴って隠れやすし」〈平家・灌頂〉
うが・う【嗽ふ】
[動ハ四]口をすすぐ。うがいをする。「口に水を—・ふ如何、漱也」〈名語記・八〉
う‐がく【右楽】
「右方(うほう)の楽」に同じ。⇔左楽。
う‐がく【有学】
仏語。仏教の真理を知ってはいても、まだ迷いを完全に断ち切っておらず、学ぶ余地のある者。小乗仏教の四果のうち、最後の阿羅漢果にまだ達していない者。⇔無学。
うが‐じん【宇賀神】
《「うかじん」とも》 1 古来、人間に福徳をもたらすと考えられている福の神たちの総称。食物神・農業神ともされる。幸福・利益・知恵・財力の神とされている弁財天と同一視されることが多い。 2 《1の...
うがち【穿ち】
1 穴をあけること。 2 ㋐表に現れない事実・世態・人情の機微を巧みにとらえること。 ㋑黄表紙・洒落本などにみられる、江戸文学の理念を示す語。人情の機微や特殊な事実を指摘し、特に遊里生活の手引き...
うがち‐すぎ【穿ち過ぎ】
物事の本質や人情の機微をとらえようと執着するあまり、逆に真実からかけ離れてしまうこと。