けん‐せん【健羨】
非常にうらやましく思うこと。「世の人の尊重の的、—の府となる昔いわゆるお役人様」〈二葉亭・浮雲〉
げんぺいぬのびきのたき【源平布引滝】
浄瑠璃。時代物。五段。並木千柳(宗輔(そうすけ))・三好松洛(みよししょうらく)の合作。寛延2年(1749)大坂竹本座初演。源平の合戦に取材し、三段目切(きり)の「実盛物語」が有名。
こう【甲】
[常用漢字] [音]コウ(カフ)(呉)(漢) カン(慣) [訓]きのえ よろい かぶと 〈コウ〉 1 十干の第一。きのえ。「甲子/華甲」 2 順位で第一位。「甲乙・甲種」 3 表面を覆う堅いも...
こう‐ちょう【黄鳥】
コウライウグイスの別名。
こう‐おう【黄鶯】
コウライウグイスの別名。
後塵(こうじん)を拝(はい)・する
1 地位・権勢のある人をうらやましく思う。 2 すぐれた人物につき従う。 3 他人に先んじられる。人の下風に立つ。「小生必ずしも…大人の—・するとは限らず」〈百閒・百鬼園随筆〉
こう【甲】
1 よろい。かぶと。 2 カメやカニの体を覆う硬い殻状のもの。こうら。「亀の—より年の劫」 3 手や足のおもての面。手首から先の上側の部分(手の甲)と、足首から先の、地面に接しない部分(足の甲)...
こう【紅】
[音]コウ(漢) ク(慣) グ(呉) [訓]べに くれない あか [学習漢字]6年 〈コウ〉 1 鮮やかな赤色。くれない。「紅顔・紅茶・紅潮・紅白・紅葉/暗紅・鮮紅・淡紅」 2 べに。「紅粉」...
くね・る
[動ラ五(四)] 1 幾度もくりかえして折れ曲がる。くねくねする。「—・った山道」 2 すねるように愚痴をこぼす。ひがんだような態度をとる。「世をうらみ—・らせ給ふ」〈夜の寝覚・五〉
くに‐つ‐みかみ【国つ御神】
「国つ神」を敬っていう語。「ささなみの—のうらさびて荒れたる京(みやこ)見れば悲しも」〈万・三三〉