し‐えん【私怨】
個人的なうらみ。「—を抱く」
しあん‐ばし【思案橋】
歴史上の人物などが渡ろうか渡るまいか、思案したと伝えられる橋。また、そこで、遊郭へ行こうか行くまいかと思案したという橋。本来は橋占(はしうら)の行われた場所といわれる。
さが‐な・い
[形][文]さがな・し[ク] 1 「口さがない」に同じ。「—・い世間の噂にのぼる」 2 性格が悪い。意地が悪い。「すこし御心—・く御ものうらみなどせさせ給ふやうにぞ」〈大鏡・師輔〉 3 やんちゃ...
さす‐が【刺刀】
1 腰刀。また、懐刀(ふところがたな)。突き刺すのに使うのでいう。 2 刀の鞘(さや)の差裏(さしうら)に添える小刀。小柄(こづか)。 3 細工用の小刀。
さ‐な◦なり【然ななり】
[連語]《副詞「さ」+連語「ななり」》そのようだ。そうらしい。「うち叩(たた)き給ふさま、—◦なり、と聞き給ひて」〈源・総角〉
さくさん‐ウラニル【酢酸ウラニル】
ウラン化合物の一つ。電子顕微鏡観察における代表的な電子染色剤として知られる。国際規制物質(放射性物質)で、法律によって厳しい管理が義務付けられている。
さ‐まね・し
[形ク]たび重なるさま。数が多い。「うらさぶる心—・しひさかたの天(あめ)のしぐれの流れあふ見れば」〈万・八二〉
さく【昨】
[名]過ぎ去った日。むかし。また、きのう。「—の汝が松風明月の怨(うらみ)とこしなえに尽きず」〈啄木・葬列〉
[連体] 1 今の一つ前の。「—シーズン」 2 きのうの。「—一九日」 3 去年...
さ・ぶ【荒ぶ】
[動バ上二] 1 あれる。荒涼としたさまになる。「楽浪(ささなみ)の国つ御神のうら—・びて荒れたる都見れば悲しも」〈万・三三〉 2 古くなる。「我が門の板井の清水里遠み人し汲まねば水—・びにけり...
サモイェード【Samoyed】
シベリアの北極海沿岸に住み、ウラル語族のサモイェード語を話す蒙古系諸民族の総称。ツンドラ地帯での遊牧や漁労・狩猟を主な生業とする。