うわなり‐うち【後妻打ち】
1 本妻が後妻(うわなり)を嫉妬して打ちたたくこと。「あらあさましや六条御息所(ろくでうのみやすどころ)ほどの御身にて、—の御振る舞ひ」〈謡・葵上〉 2 室町時代、離縁になった先妻が後妻をねたん...
うわなり‐ねたみ【後妻嫉妬】
前妻(こなみ)が後妻(うわなり)をねたむこと。また、広く女どうしの嫉妬をもいう。「その神の嫡后(おほきさき)須勢理毘売命(すせりびめのみこと)、いたく—し給ひき」〈記・上〉
うわ‐に【上荷】
1 他の積み荷の上にさらに重ねて積んだ荷物。上積みの荷物。 2 車馬または船などの積み荷。 3 「上荷船」の略。
うわ‐にごり【上濁り】
液体の上のほうが濁っていること。また、その部分。
うわに‐さし【上荷差】
上荷船の積み荷の運搬に従事する者。「中衆(なかしゅ)、—など夫婦となりて」〈浮・一代男・三〉
うわに‐ぶね【上荷船】
江戸時代、主に大坂で、本船と波止場との間を往復して、荷物の積み卸しをした喫水の浅い船。京都・大坂間の川運漕にも用いられた。
うわ‐ぬり【上塗(り)】
[名](スル) 1 壁塗り・塗装などで、あらかた塗った上に、仕上げとして最後に塗ること。また、その塗り。仕上げ塗り。「テーブルにニスを—する」 2 あることの上にさらに同じようなことを重ねること...
うわ‐ね【上値】
取引で、現在の相場より高い値。「—を追う」⇔下値(したね)。
うわね‐おい【上値追い】
取引で、相場がどんどん値上がりしていく状態。「需給好転の思惑から上—に弾みがつく」
うわね‐ていこうせん【上値抵抗線】
⇒抵抗線3