えん【縁】
1 《(梵)pratyayaの訳》仏語。結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因。原因を助成して結果を生じさせる条件や事情。「前世からの—」 2 そのようになるめぐりあわせ。「一緒に仕事を...
えん【燕】
中国、春秋戦国時代の国。戦国七雄の一。周の武王の弟、召公奭(しょうこうせき)を祖とし、薊(けい)(北京付近)に都して、現在の河北・遼寧省と朝鮮半島北部を領有。前222年、秦(しん)に滅ぼされた...
えん【艶】
[名・形動] 1 あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「—を競う」「—な姿」 2 情趣に富むさま。美しく風情のあるさま。「月隈なくさしあがりて、空のけしきも—なるに」〈源・藤...
あ‐えん【亜鉛】
亜鉛族元素の一。単体は銀白色の金属で、湿った空気中では灰白色となる。酸にもアルカリにも溶解する。乾電池の負極、鉄板にめっきしてトタン板として、また、真鍮(しんちゅう)や洋銀などの合金に使われる。...
りゅうか‐あえん【硫化亜鉛】
亜鉛の硫化物。白色の固体。天然には閃(せん)亜鉛鉱として産する。白色顔料・蛍光体などに使用。化学式ZnS
えんか‐あえん【塩化亜鉛】
酸化亜鉛または亜鉛を塩酸に溶かして得られる、潮解性のある白色の結晶。セ氏28度以下では数種の水和物が得られる。木材防腐剤・染色剤に使用。化学式ZnCl2
さんか‐あえん【酸化亜鉛】
亜鉛を空気中で燃焼させると生じる白色の粉末。亜鉛華、亜鉛白ともいい白色顔料・化粧品・触媒などに用いる。化学式ZnO
りゅうさん‐あえん【硫酸亜鉛】
亜鉛を希硫酸に溶かして得られる無色の結晶。七水和物は皓礬(こうばん)ともいう。水溶液は弱酸性。顔料・防腐剤・点眼薬などに使用。化学式ZnSO4
カプ‐ハイティエン【Cap Haïtien】
⇒カパイシャン
ハー‐ティエン【Ha Tien】
ベトナム南部、キエンジャン省の町。カンボジアとの国境に位置する。タイランド湾に面する港があり、沖合にフーコック島が浮かぶ。鍾乳洞がある岩山や石灰岩の浸食でできたフトゥ岩など、景勝地が多い。