おい‐さき【生い先】
子供などが成長していく将来。行く末。「—が楽しみな子」
おい‐さき【老い先】
年とった人の、これからの人生。余生。「—が短い」
生(お)い先(さき)遠(とお)・し
これから先の人生が長い。「—・き人さへ、かくいささかにても世を思ひ湿り給へれば」〈源・少女〉
おい‐さらば・う【老いさらばふ】
[動ハ四]⇒老いさらぼう
おい‐さらば・える【老いさらばえる】
[動ア下一]《「おいさらぼう」から変化したもの》年をとってみすぼらしくなる。年老いてよぼよぼする。「—・えて別人のようだ」
おい‐さらぼ・う【老いさらぼう】
[動ワ五(ハ四)]「老いさらばえる」に同じ。「きわめて—・うてその女が戻ってきた」〈柳田・山の人生〉