おう‐け【王気】
王者らしい気品。おうき。「今より様異に、—さへつかせ給へる様にて」〈狭衣・二〉
おう‐け【王家】
王の一族、また、家筋。おうか。 神祇伯(じんぎはく)を世襲した白川家のこと。伯家(はくけ)。伯王家。
おう‐げ【応化】
《「おうけ」とも》仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が世の人を救うために、相手の性質・力量に応じて姿を変えて現れること。応現。応作(おうさ)。
おう‐けい【王卿】
王と公卿(くぎょう)。
おう‐けい【凹形】
中央がへこんだ形。⇔凸形。
おう‐けい【往詣】
神仏に参拝すること。「—参籠(さんろう)の人」〈源平盛衰記・四〇〉
おう‐けい【黄経】
⇒こうけい(黄経)
おう‐けつ【甌穴】
河床の岩盤にできる円筒形の穴。岩のくぼみや割れ目に小石が入り込み、回転して深く削られたもの。ポットホール。かめあな。
おうけつ‐えん【黄血塩】
フェロシアン化カリウムの異称。黄色く、古くは動物の血液などから製したのでこの名がある。
おうけ‐づ・く【王気付く】
[動カ四]王者らしい風格が備わる。「—・きて気高うこそおはしませ」〈源・柏木〉