おく‐の‐いん【奥の院】
1 寺社の本堂・本殿より奥にあって、開山祖師の霊像や神霊などを祭った所。 2 人目に触れない奥深い所。 3 女陰をいう俗語。
おく‐の‐て【奥の手】
1 奥義。極意。「—を授かる」 2 容易に人に知らせない、とっておきの策。最後の手段。「—を使う」 3 《古くは、左を右より大切に思い、尊んだところから》左のほうの手。一説に、二の腕。「我妹子(...
おく‐のと【奥能登】
能登半島北部の地域。珠洲(すず)市・輪島市・能登町・穴水町がある。
おくのほそみち【おくのほそ道/奥の細道】
江戸中期の俳諧紀行。1冊。松尾芭蕉著。元禄15年(1702)刊。元禄2年3月、門人曽良(そら)と江戸深川を出発、奥州・北陸の名所・旧跡を巡り、9月に大垣に至るまでの紀行を、発句をまじえて記したもの。
おくのほそみちひょうろん【奥の細道評論】
荻原井泉水による「奥の細道」の評論。昭和3年(1928)刊。
おく‐の‐ま【奥の間】
家の奥のほうにある部屋。
おく‐の‐まき【奥の巻】
1 書物の最後の巻。 2 奥義。秘伝。