おどるでく
室井光広の短編小説。平成6年(1994)発表。同年、第111回芥川賞受賞。
おどるにんぎょう【踊る人形】
《原題、(フランス)La poupée valsante》ポルディーニのピアノ曲。練習曲として作曲。フリッツ=クライスラーによるバイオリン用編曲版が知られる。
おどれ【己】
[代]《「おのれ」の音変化》二人称の人代名詞。相手をののしっていう語。きさま。うぬ。「—はろくなことをしくさらん」〈黒島・二銭銅貨〉
おどれよろこべなんじさいわいなるたましいよ【踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ】
《原題、(ラテン)Exsultate, jubilate o vos animae beatae》モーツァルトのモテット。1773年作曲。全3楽章。終楽章「アレルヤ」は同曲の中で最もよく知られる...
おどろ【棘/荊棘】
[名・形動] 1 髪などの乱れているさま。「髪は—と乱れて」〈鴎外・舞姫〉 2 草木・いばらなどの乱れ茂っていること。また、その場所やそのさま。やぶ。「奥山の—が下もふみ分けて道ある世ぞと人に知...
おどろ‐おどろ
[副]いかにも激しく恐ろしいさま。「山颪の絶えず—と吹廻(ふきめぐ)りて」〈紅葉・金色夜叉〉
おどろおどろ‐し・い
[形][文]おどろおどろ・し[シク]《「驚く」と同語源》 1 不気味で恐ろしい。すさまじい。「怪奇映画の—・い演出」 2 ぎょうぎょうしい。大げさだ。「あななひに—・しく二十人の人ののぼりて侍れ...
おどろかし【驚かし】
《驚かすものの意》鳴子(なるこ)・案山子(かかし)などをいう語。《季 秋》「小山田の—にも来ざりしをいとひたぶるに逃げし君かな」〈後撰・雑一〉
おどろか・す【驚かす】
[動サ五(四)]《意識しない物事に、はっと気づかせる意が原義》 1 びっくりさせる。「世間を—・すニュース」 2 気づかせる。注意を呼び起こす。「なかなか物思ひの—・さるる心地し給ふに」〈源・葵...
おどろき【驚き/愕き/駭き】
驚くこと。また、驚くべき事件・事柄。「—のあまり立ちすくむ」「—の声を上げる」