お‐ニュー【御ニュー】
新しくそろえたものであること。新品であること。「—のドレス」
おに‐ゆり【鬼百合】
ユリ科の多年草。山野に自生し、高さ約1メートル。地下に白い鱗茎(りんけい)をもつ。葉は細長く、付け根に黒紫色のむかごを生じる。夏、紫色の斑点のある黄赤色の花が咲く。鱗茎は食用。観賞用に栽培。《季 夏》
おに‐よめ【鬼嫁】
残酷で無慈悲な嫁をののしっていう語。また、夫が妻のことをおどけていう。
おに‐わたし【鬼渡し】
「鬼ごっこ」に同じ。
おにわ‐ばん【御庭番】
江戸幕府の職名。8代将軍徳川吉宗が設置した、将軍直属の隠密(おんみつ)。表向きは御庭御番所に勤めたが、内密の御用は御側御用取次の指図を受け、諸大名の領地に潜入して、その動静や政治・軍事などの機密...
おにわ‐やき【御庭焼(き)】
江戸中期以降、大名・重臣などが、城内や邸内に窯を築き、陶工を招いて自分の趣向に合わせて焼かせた陶磁器。偕楽園焼など。
鬼(おに)を欺(あざむ)・く
鬼かと思われるほど勇猛である。また、容貌(ようぼう)が恐ろしげである。「—・く景清も声を上げてぞ泣きゐたり」〈浄・出世景清〉
おにをかうごろ【鬼を飼うゴロ】
北畠八穂による児童文学作品。昭和46年(1971)刊行。昭和47年(1972)、第10回野間児童文芸賞および産経児童出版文化賞大賞を受賞。
鬼(おに)を酢(す)にして食(く)・う
恐ろしいものをなんとも思わないことのたとえ。