おり‐い【下り居】
1 下りていること。馬や車などから下りて地面に座ること。「ここより花車、—の衣播磨潟(はりまがた)」〈謡・熊野〉 2 天皇が位を譲ること。退位。 3 宮仕えの女が里に下がること。「風声(かざごゑ...
おりいっ‐て【折(り)入って】
[副]深く心を込めて。特別に。ぜひとも。「—お願いしたいことがあります」
おり‐いと【織(り)糸】
布を織るために用いる糸。
おりい‐の‐みかど【下り居の帝】
退位した天皇。上皇。「—の位に定まり給ひぬ」〈狭衣・四〉
オリーブ【おりいぶ】
飴山実の俳句集。昭和34年(1959)刊行の第一句集。
おり‐い・る【折り入る】
[動ラ四]特別に心を込めて行う。→折り入って「ちと—・りまして御相談申したい義がござりまして」〈滑・八笑人・四〉 [動ラ下二]特定の言葉や事柄を歌などに詠み込む。「萩の花を—・れ、当座によむ...
おり・いる【下り居る】
[動ワ上一] 1 下りたままでいる。下りてそこにいる。「住吉の浜を行くに、いとおもしろければ、(馬カラ)—・ゐつつ行く」〈伊勢・六八〉 2 下りて座る。下りてとどまる。「その沢のほとりの木の蔭に...
おり‐いろ【織(り)色】
1 染めた糸で織った織物の色。 2 縦糸と横糸とで、色を変えて織った色合い。緯白(ぬきじろ)・麹塵(きくじん)などの類。