かく【画/劃】
[名] 1 漢字を構成する要素で、一筆で書く線や点。字画。「総—」 2 易の卦(け)を表す横線。(陽)と(陰)。 3 (接頭語的に用いて)他と区分する意を表す。「—時代的」 [接尾]助数...
かく【客】
1 「きゃく」の文語的表現。訪問者・買い手・旅人などのこと。「牛飼君の—となるは将に大いに驥足(きそく)を伸ぶべき道じゃ」〈魯庵・社会百面相〉 2 主となるものに対し従となるもの。「主—転倒」
かく【格】
1 地位。身分。また、等級。「—が上がる」「—が違う」「グループのリーダー—」 2 物事の仕方。流儀。「その—で行くと川へ落ちれば必ず死ぬ事になる」〈漱石・吾輩は猫である〉 3 決まり。規則。法...
かく【核】
1 果実の中心にある種子を保護している堅い部分。さね。 2 ⇒細胞核 3 「原子核」の略。「—融合」 4 ⇒凝結核(ぎょうけつかく) 5 核兵器のこと。「—廃絶」 6 地球の中心部。深さ2900...
かく【郭/廓】
1 古代中国で、都市を囲んだ土壁。 2 ものの外まわり。また、囲まれた場所。 3 遊郭。遊里。いろまち。
かく【覚】
仏語。 1 対象を覚知するもの。心。心所(しんじょ)。 2 心が妄念を離れている状態。 3 涅槃(ねはん)の理を悟ったうえでの智慧。菩提(ぼだい)。 4 仏陀(ぶっだ)。覚者。
かく【膈】
1 胸と腹の間。 2 胃が物を受けつけず吐き戻す病気。膈の病。「うち食はん事難くやありけん、ものくさくなりて死ぬべき時に、—といふ病者と思ひしか、と云ひけるを」〈仮・仁勢物語・上〉
かく【槨】
墓室内部の棺を保護するもの。木槨・石槨・粘土槨・礫槨(れきかく)・木炭槨などがある。
か‐く【下矩】
外惑星が太陽と90度離れて西に見えること。日の出時に南中すること。西方矩。⇔上矩(じょうく)。→矩
か‐く【佳句】
1 詩歌の、よい文句。 2 すぐれた俳句。