いわ‐つつじ【岩躑躅】
1 ツツジ科の落葉低木。高さ約15センチ。葉は茎の先に集まって互生し、広卵形。夏、淡紅色の釣鐘形の小花が咲き、果実は丸く、10月ごろ赤く熟し、食べられる。本州中部から北に分布。 2 岩や石のほと...
いろ‐どり【彩り/色取り】
1 色をつけること。彩色。 2 色の配合。配色。「美しい—の秋の山々」 3 おもしろみや風情、華やかさなどを付け加えること。「パレードが式典に—を添える」
おおとねり‐りょう【大舎人寮】
律令制で、中務(なかつかさ)省に属し、左右2寮に分かれて、大舎人に関する事務を扱った役所。のち、合併。
あさひな【朝比奈】
狂言。閻魔(えんま)王が六道の辻で亡者を待っていると、朝比奈三郎(義秀)が来るが、逆に負かされ、極楽浄土に案内させられる。
あさ‐はか【浅はか】
[形動][文][ナリ] 1 思慮の足りないさま。「—な考え」「—にも口車に乗ってしまった」 2 空間的に奥行きの浅いさま。「—なる廂(ひさし)の軒は」〈源・夕霧〉 3 深みがなく、あっさりしてい...
あざ‐やか【鮮やか】
[形動][文][ナリ]《「あざ」は新鮮の意》 1 ものの色彩・形などがはっきりしていて、目立つさま。「—な若葉の緑」「印象—な短編小説」 2 技術・動作などがきわだって巧みであるさま。「—な包丁...
あさ‐ぎよめ【朝清め/朝浄め】
朝の掃除。「主殿寮(とのもりづかさ)のしもべ—つかうまつることなければ」〈大鏡・師尹〉
あさしお‐たろう【朝潮太郎】
[1929〜1988]力士。第46代横綱。鹿児島県出身。本名、米川文敏。優勝5回。大阪場所で4回優勝したため「大阪太郎」と呼ばれた。引退後、年寄高砂(たかさご)。→第45代横綱若乃花 →第47代...
あこぎ‐が‐うら【阿漕ヶ浦】
三重県津市東部一帯の海岸。伊勢神宮に供える魚をとる漁場として、殺生禁断の地であった。[歌枕]「いかにせん—のうらみても度かさなれば変はる契りを」〈新千載・恋五〉
アズムール【Azemmour】
モロッコ西部の都市。カサブランカの南西約75キロメートル、ウムエルビア川下流に位置する。16世紀、ポルトガル支配の下で戦略的要地となった。