かぜ‐くも【風雲】
1 風と雲。風や雲。 2 《風に吹かれて流れる雲を見立てて》使いの者。「あしひきの山河隔(へな)り—に言(こと)は通へど」〈万・四二一四〉 3 「かざぐも1」に同じ。
かぜ‐ぐすり【風邪薬/風薬】
1 風邪を治すために用いる薬。かざぐすり。《季 冬》 2 《熱くして飲むと風邪に効くとされるところから》酒のこと。「まるで業を廃したら、—の小遣いどりができぬわえ」〈魯文・安愚楽鍋〉
かぜ‐け【風邪気/風気】
1 風邪をひいた感じ。風邪をひいているようす。かぜぎみ。「—が抜けない」《季 冬》 2 (風気)風が吹きだす気配。かざけ。
かぜ‐とおし【風通し】
1 風が吹き抜けること。また、そのぐあい。かざとおし。「—のいい部屋」《季 夏》 2 組織内部での意思や情報の通じるぐあい。かざとおし。「部内の—をよくする」
かぜ‐ぬき【風抜き】
建物内に熱気や湿気がこもらないように設ける、小さい窓。かざぬき。
かぜのかみ‐まつり【風の神祭】
古くから奈良県の竜田大社で、4月・7月の4日に行われた風鎮(かぜしず)め・豊作祈願の祭り。現在は7月4日までの7日間。→風祭(かざまつ)り
かぜ‐ま【風間】
「かざま1」に同じ。
かぜ‐まち【風待ち】
[名](スル)「かざまち」に同じ。
かぜまち‐づき【風待(ち)月】
《「かざまちづき」とも》陰暦6月の異称。《季 夏》
かぜ‐まつり【風祭(り)】
「かざまつり」に同じ。