かし‐だおれ【貸(し)倒れ】
貸付金や売掛金などが、回収できず損失になること。また、その金額。「—になる」
かしだおれけねん‐さいけん【貸(し)倒(れ)懸念債権】
経営破綻の状態には至っていないが、債務の弁済に重大な問題が生じている、または生じる可能性の高い債務者に対する債権をいう。
かしだおれ‐ひきあてきん【貸(し)倒(れ)引当金】
簿記で、決算日現在の実際残高を正しく示すため、将来発生すると予想される売掛金・貸付金などの貸し倒れに備えて控除項目として計上される引当金。
かしだおれ‐リスク【貸(し)倒れリスク】
⇒信用リスク
かし‐だし【貸(し)出し】
[名](スル) 1 物を貸して外部へ持ち出させること。「図書の—を停止する」 2 金融機関などが、貸付金を支出すること。⇔借り入れ。
かしだし‐きんり【貸(し)出(し)金利】
銀行などの金融機関が、企業や個人に資金を貸し出すときの利息。 [補説]企業の業績や個人の資産状況によって利率は異なる。通常、年率で計算する。
かしだし‐さいけん【貸出債券】
⇒貸付債権
かしだししきん‐きゅうしゅうどうこう‐とう【貸出・資金吸収動向等】
金融機関の貸出額・預金額等に関する統計。日銀が月次で公表している。金融機関による資金の貸出残高や、金融機関が引き受け・発行を行ったCP(コマーシャルペーパー)の残高、金融機関への預金残高、金融債...
かしだしやくじょう‐へいきんきんり【貸出約定平均金利】
銀行や信用金庫が個人や企業に資金を貸し出す際の金利を平均したもの。日本銀行が毎月公表する。
かし‐だ・す【貸(し)出す】
[動サ五(四)] 1 公共機関などが物を貸して、外部へ持ち出すことを認める。「図書を—・す」 2 公共機関・金融機関が貸し付けのために支出する。「資金を—・す」⇔借り入れる。