か‐せん【架線】
[名](スル) 1 送電線や電話線などを架け渡すこと。また、その線。 2 電車に電力を供給するため、軌道上方に架け渡される電線。がせん。
か‐せん【華箋】
先方から来た手紙の敬称。
か‐せん【貨泉】
中国の新(しん)の王莽(おうもう)が14年に鋳造した銅貨。「貨泉」の文字が鋳出されている。日本の弥生文化の遺跡からも出土する。
か‐せん【靴氈/花仙/窠銭】
靴(か)の沓(くつ)・半靴(ほうか)・毛沓(けぐつ)の上部の立挙(たてあげ)につける織物。赤地・青地の錦などを用いる。〈和名抄〉
か‐せん【寡占】
少数の供給者が市場を支配している状態。買い手が少数の場合を買い手寡占とよび、これと区別して特に売り手寡占ともよぶ。
か‐せん【歌仙】
1 すぐれた歌人。「歌聖」に次ぐ人ともいう。六歌仙や三十六歌仙が有名。 2 連歌・俳諧の形式の一つで、長句と短句を交互に36句続けたもの。2枚の懐紙の第1紙の表に6句、裏に12句、第2紙の表に1...
かせん【歌仙】
狂言。和泉(いずみ)流。絵馬に描かれた六歌仙が絵から抜け出して月見の宴を開き、小町をめぐって遍昭(へんじょう)と人丸らとが争うが、夜明けとともに絵馬に収まる。
か‐せん【蝸涎】
カタツムリがはい回った跡に残る粘液の筋。
かせん‐え【歌仙絵】
三十六歌仙などの肖像を描き、これにその代表的な和歌を書き添えたもの。鎌倉時代、似絵(にせえ)の一ジャンルとして最も盛行し、佐竹本三十六歌仙絵巻などが代表作。
かせん‐こうがく【河川工学】
河川の性状、およびその保全・活用の技術や方法を研究対象とする学問。