おに‐かます【鬼魳/鬼魣】
カマス科の海水魚。全長2メートルにもなり、口が大きく歯が鋭い。暖海に広く分布。熱帯産のものには体内にシガテラ毒をもつものがある。バラクーダ。どくかます。
かま‐す【叺】
1 《「蒲簀(かます)」の意。古くはガマで作った》わらむしろを二つ折りにし、縁を縫いとじた袋。穀類・塩・石炭・肥料などの貯蔵・運搬に用いる。かまけ。 2 刻みタバコなどを入れる1の形の袋。 [補...
かま・す【噛ます/咬ます/嚼ます】
[動サ五(四)] 1 歯の間に押し込んで、かむようにさせる。「猿ぐつわを—・す」 2 物と物との間にきっちりと差し込む。「楔(くさび)を—・す」 3 相手がひるむように衝撃を与える動作・言葉を加...
かます【魳/魣/梭魚/梭子魚】
スズキ目カマス科の海水魚の総称。体は長紡錘形で、吻(ふん)が突出し、強い歯をもつ。本州の中部以南ではアカカマスのほか、ヤマトカマス・アオカマスを産する。全長50センチ以下で、干物にして賞味。南方...
さか‐ます【酒枡】
酒などを量るのに使う柄のついた枡。
白泡(しらあわ)噛(か)ま・す
馬の口から白い泡を吹かせる。馬を勇むようにさせること。「白瓦毛(しろかはらけ)なる馬の太く逞しきに、—・せて」〈太平記・二九〉
砂(すな)を噛(か)ま・す
相撲で、相手を倒して土俵の砂の上にはわす。
つかま・す【掴ます】
[動サ五(四)]「掴ませる」に同じ。「金を—・す」
[動サ下二]「つかませる」の文語形。
ぶち‐かま・す【打ち噛ます】
[動サ五(四)] 1 相撲で、立ち上がったとき相手の胸に頭から強く体当たりをする。「立ち合いから—・す」 2 相手に強い打撃を与える。「一発—・してやる」