いし‐ばし【石階】
石の階段。石段。いしのきざはし。「—おりのぼりなどすれば」〈かげろふ・中〉
へい【陛】
[音]ヘイ(漢) [訓]きざはし [学習漢字]6年 宮殿の階段。「陛下」 [名のり]きざ・のぼる・のり・はし・より
かい‐か【階下】
1 階段の下。きざはしのもと。⇔階上。 2 2階以上の建物で、下の階。⇔階上。
かい【階】
[名] 1 上がり段。きざはし。階段。 2 多層の建物の一つの層。「受付は2—にある」 3 地質年代による地層区分の最小の単位。年代区分の「期」に対応し、「統」を細分したもの。 4 数学で、微...
きだ‐はし【階/段階】
「きざはし」に同じ。「—のもとに行きて見れば、履物どもひしと脱ぎたり」〈義経記・三〉
かい‐ぜん【階前】
1 建物に出入りする階段の前。きざはしの前。 2 庭先。
ごう‐とう【鼇頭】
1 書物の本文の上の空欄。また、そこに書きつけた注記。頭注。「—に注する」 2 《中国で、科挙の首席合格者が天子に目通りをするとき、そのきざはしの前に大うみがめの彫刻があったところから》官吏登用...
はし【階/梯】
1 (階)庭から建物に上がる階段。きざはし。「—を三段登る」〈鴎外・山椒大夫〉 2 (梯)はしご。かけはし。
でん‐か【殿下】
《古くは「てんが」とも》 1 皇太子・皇族などの敬称。皇太子・皇太子妃・皇太孫・皇太孫妃・親王・親王妃・内親王・王・王妃・女王などに用いる。→陛下(へいか) 2 摂政・関白・将軍の敬称。平安時代...
しらす‐ばしご【白洲梯子】
能舞台で、正面にある三段の階段。江戸時代、当日の奉行が役者に開演を命じたり、見物の大名から役者に褒美を渡したりするときなどに用いた。きざはし。