きじ‐むしろ【雉蓆】
バラ科の多年草。山野に生え、高さ10〜30センチ。全体に粗い毛がある。葉は根際から群生し、卵形の小葉からなる羽状複葉。春、黄色い5弁花を開く。《季 春》
きじむなあ
沖縄の妖怪。ガジュマル・アコウなどの古木の精で、赤ら顔、童形をしているという。
きじ‐めし【雉飯】
雉の肉を味付けして炊き込んだ飯。
雉(きじ)も鳴(な)かずば打(う)たれまい
よけいなことを言わなければ、災いを招かないですむことのたとえ。
きじ‐もの【木地物】
木地びきのままの、何も塗っていない器物。
き‐じゃく【着尺】
和服1枚を仕立てるのに必要な反物(たんもの)の長さと幅。⇔羽尺(はじゃく)。
き‐じゃく【気癪】
《「きしゃく」とも》心配や驚きのために起こす癪。「一昨年の大地震、わしは—で床につき」〈浄・氷の朔日〉
き‐じゃく【帰寂】
僧侶が死ぬこと。入寂。入滅。
きじゃく‐じ【着尺地】
「着尺物」に同じ。
きじゃく‐もの【着尺物】
大人の着物を1枚仕立てるための反物。ふつう幅36センチ、長さ11.4メートルぐらいで、これを1反という。着尺地。