きのえ‐ね【甲子】
干支(えと)の1番目。かっし。こうし。
きのえね‐まち【甲子待ち】
甲子の日の夜、子(ね)の刻まで起きていて語り合い、大豆・黒豆・二股(ふたまた)大根を供え、大黒天を祭る行事。きのえねまつり。
きのえね‐まつり【甲子祭(り)】
「甲子待ち」に同じ。
き‐の‐か【木の香】
材木のかおり。「—の漂う新宅」
き‐の‐かしら【木の頭】
⇒きがしら(木頭)
き‐の‐かた【気の方】
神経衰弱。また、労咳(ろうがい)。「借銭を苦にして—煩うて」〈浮・万金丹・一〉
き‐の‐かわ【紀ノ川】
奈良県の大台ヶ原山に源を発し、和歌山県北部を西流して紀淡海峡に注ぐ川。長さ136キロ。上流の奈良県内は吉野川とよぶ。 有吉佐和子の長編小説。昭和34年(1959)発表。紀州和歌山を舞台に、3...
きのかわ【紀の川】
和歌山県北部、紀ノ川中流域にある市。モモ・イチゴなどの果樹栽培が盛ん。平成17年(2005)11月、打田町・粉河(こかわ)町・那賀町・桃山町・貴志川町が合併して成立。人口6.6万(2010)。
きのかわ‐し【紀の川市】
⇒紀の川
き‐の‐くすり【気の薬】
[名・形動]《中世・近世語》気を晴らす種となるもの。おもしろくて心の慰めになること。また、そのさま。→気の毒「あはは、さてもさても—な坊ぢゃ」〈狂言記・笠の下〉