きょうふう‐かい【矯風会】
1870年代に米国で禁酒運動をもとに設立されたキリスト教の婦人団体。日本では矢島楫子(やじまかじこ)らが明治19年(1886)に組織。明治26年(1893)に、日本基督教婦人矯風会に発展。世界の...
きょうふうき【狂風記】
石川淳の長編小説。昭和46年(1971)から昭和55年(1980)にかけて連載。神話、伝奇、SF、バイオレンスなどの要素を取り入れ若者の支持を得た。
きょうふう‐じく【強風軸】
高層天気図などにおいて、強風帯の中心を結んだ線。ジェット気流の中心線が、これに相当する。
きょう‐ふく【胸腹】
胸と腹。「皆—豊満なる人なり」〈中村訳・西国立志編〉
きょうふ‐しょう【恐怖症】
そう感じることが無意味であると思いながら、特定の事物や状況に対して強い不安や恐怖を感じる神経症。不潔恐怖症・高所恐怖症・対人恐怖症など。
きょうふしょう【恐怖省】
堀晃によるSF短編小説。「情報サイボーグ」シリーズの作品のひとつ。昭和45年(1970)、雑誌「S-Fマガジン」に発表。同作を表題作とする作品集は昭和57年(1982)刊行。
きょうふ‐せいじ【恐怖政治】
1 投獄・拷問・脅迫・処刑などの暴力的な手段によって反対者を弾圧し、政治上の目的を達成する政治。 2 フランス革命末期、1793年5月のジロンド派追放から1794年7月のテルミドールの反動まで、...
きょう‐ふつ【共沸】
混合溶液を蒸留するとき、一定の圧力で一定の沸点を示し、そのとき発生する蒸気と溶液の組成が等しくなる現象。化合物と異なり、圧力を変えると組成は変化する。アゼオトロープ。
きょうふ‐てつがく【教父哲学】
教父たちの哲学の総称。異教的な古代文明の中でキリスト教を擁護し、ギリシャ哲学を利用してキリスト教思想を説明した。
きょうふのほうしゅう【恐怖の報酬】
《原題、(フランス)Le salaire de la peur》フランス・イタリア合作映画。1953年公開の白黒作品。監督はアンリ=ジョルジュ=クルーゾー。一攫千金(いっかくせんきん)を目論んで...