ある‐かぎり【有る限り】
[連語] 1 あるだけ全部。ありったけ。「—の力を出しきる」 2 その場にいる人のすべて。全員。「走り打ちて逃ぐれば、—笑ふ」〈枕・三〉 3 生きている間。「女親といふ人、—はありけるを」〈かげ...
いけ‐る‐かぎり【生ける限り】
[連語]生きている間。一生。生涯。「なほ—の志をだに失ひ果てじ」〈源・鈴虫〉
こん‐かぎり【根限り】
[副]力を出し尽くすまで物事をするさま。根気の続くかぎり。「—説得する」
あらん‐かぎり【有らん限り】
[連語]あるだけ全部。可能なかぎり。精いっぱい。「—の力を出す」
あき‐ぎり【秋桐】
シソ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ20〜50センチ。葉は三角形で、基部は矛(ほこ)形。秋、紅紫色の唇形の花をつける。花が黄色のものはキバナアキギリで、同属別種。
あき‐ぎり【秋霧】
秋に立つ霧。「春霞かすみて去(い)にし雁(かり)が音は今ぞ鳴くなる—の上に」〈古今・秋上〉
はつあき‐ぎり【初秋霧】
初秋のころに立つ霧。
じょうき‐ぎり【蒸気霧】
安定した冷たい空気が暖かい水面上にあるとき、水面から蒸発した水蒸気が凝結してできる霧。蒸発霧。
さき‐ぎり【先限】
限月(げんげつ)を立てて行う先物(さきもの)取引で、受渡期限が最も先の月のもの。先物。せんぎり。→中限(なかぎり) →当限(とうぎり)
ともさき‐ぎり【供先切り】
武家などの供の行列の前方を横切ること。無礼なこととされた。