キメラ【chimera】
1 ライオンの頭、蛇の尾、ヤギの胴をもち、口から火を吐くというギリシャ神話の怪獣。キマイラ。 2 生物学で、異なる遺伝子型の細胞が共存している状態の一個体。植物では接ぎ木したものにみられ、動物で...
きしどう‐ものがたり【騎士道物語】
12〜13世紀に欧州で発達した、騎士道と貴女崇拝を主題とした物語文学の総称。韻文または散文で作られ、主にフランス・ドイツ・イギリスで、吟遊詩人たちによって弾き語りされた。
きしだんちょう‐の‐きゅうでん【騎士団長の宮殿】
《Grandmaster's Palace》マルタの首都バレッタにある宮殿。16世紀後半に、聖ヨハネ大聖堂の設計を手掛けたマルタ騎士団の設計技師ジェローラモ=カサールにより建造。現在は大統領府...
きしわだ‐じょう【岸和田城】
岸和田市にあった城。天正13年(1585)小出秀政が入封し修築したもので、寛永17年(1640)以降岡部氏在城。千亀利(ちぎり)城。
ぎす【螽蟖】
キリギリスの別名。
きむずかしや【気むずかし屋】
《原題、(ギリシャ)Dyskolos》メナンドロスによる戯曲。紀元前316年、アテナイの祭で初演。邦題は「人間嫌い」ともする。
きき‐し・る【聞(き)知る】
[動ラ五(四)] 1 聞いて知る。「うわさで—・ったかぎりでは」 2 聞いてわかる。聞いてその意味を理解する。「あはれと—・るべき人もあらじと思ふに」〈徒然・四四〉
きょう【狭〔狹〕】
[常用漢字] [音]キョウ(ケフ)(慣) [訓]せまい せばめる せばまる 1 間隔や範囲がせまい。「狭隘(きょうあい)・狭軌・狭義・狭窄(きょうさく)・狭小」 2 心にゆとりがない。「狭量/偏...
キュレネ‐がくは【キュレネ学派】
北アフリカのキュレネ出身のアリスティッポスを祖とする古代ギリシャ哲学の一派。快楽を善として、快楽主義を唱えた。キレネ学派。
きょうえん【饗宴】
《原題、(ギリシャ)Symposion》プラトンの中期対話編の一。詩人アガトン邸での祝宴で、参会者が順に恋の神エロスを賛美する演説をし、最後にソクラテスがエロスになぞらえて知恵の愛である哲学を...