くどく‐え【功徳衣】
仏語。安居(あんご)が終わったのち5か月間、僧に着用が許される衣。迦絺那衣(かちなえ)。
くどく‐ぞう【功徳蔵】
仏語。 1 功徳を多く積んだことを蔵にたとえていう語。功徳の宝蔵。 2 阿弥陀仏の別称。 3 阿弥陀経で説く、自力回向(えこう)の念仏のこと。
くどく‐ち【功徳池】
仏語。極楽浄土にあるという池。八功徳水(はっくどくすい)をたたえているところからいう。八功徳池。
くどく‐ちゃ【功徳茶】
路上で通行の人に施す湯茶。7月初旬から24日まで仏家で行う。
くどく‐てん【功徳天】
吉祥天(きちじょうてん)の別称。
くど‐くど
[副] 1 しつこく繰り返して言うさま。「—(と)小言を言う」 2 思い切りが悪いさま。「やい太郎冠者、何を—して居るぞ」〈虎寛狂・靫猿〉
くどくど‐し・い
[形][文]くどくど・し[シク]話などが、不必要な言葉が多くてくどい。くだくだしい。「—・い言い方」
くどく‐ぶろ【功徳風呂】
僧や貧民に対して、施しのために湯銭を取らないで入れる風呂。施行(せぎょう)風呂。
くどやま【九度山】
和歌山県北部、伊都郡の地名。高野山北麓を流れる丹生(にう)川が紀ノ川と合流する地にある。真田昌幸(さなだまさゆき)・幸村(ゆきむら)父子が隠棲した地。
くどやま‐ちょう【九度山町】
⇒九度山