くわな‐し【桑名市】
⇒桑名
くわな‐ぼん【桑名盆】
三重県桑名市で作られる丸盆。黒漆塗りの地に色粉蒔絵(いろこまきえ)または朱漆で蕪菁(かぶら)の絵が描かれたもの。
くわ‐の‐はし【桑の箸】
桑の木で作った箸。俗に、中風を治したり防いだりするとされた。
くわのみ【桑の実】
鈴木三重吉の小説。幼くして父を亡くした女性の不運な人生を叙情的に描く。大正2年(1913)国民新聞に連載、大正3年(1914)刊行。
くわのみ‐でら【桑実寺】
滋賀県近江八幡市にある天台宗の寺。山号は繖山(きぬがさざん)。開創は7世紀後半、藤原鎌足の子、僧定恵と伝える。「桑実寺縁起」2巻は重文。桑峰(くわみね)薬師。
くわ‐の‐ゆみ【桑の弓】
「桑弓(くわゆみ)」に同じ。
くわ‐はじめ【鍬初め】
農家で、正月11日あるいは他の吉日に、恵方(えほう)にあたる近くの畑で鍬を入れ、米や餅(もち)を供えてその年の豊作を祈ること。鍬入れ。《季 新年》「寸青き麦めでたしや—/松浜」
くわ‐ばたけ【桑畑/桑畠】
桑を植えた畑。《季 春》「長良川少し遡(のぼ)れば—/杞陽」
くわ‐ばら【桑原】
1 桑を植えた広い畑。桑田。 2 (「くわばら、くわばら」の形で、感動詞的に) ㋐落雷を防ぐために唱えるまじない。 ㋑嫌なことや災難を避けようとして唱えるまじない。 [補説]死後に雷神となったと...
くわばら【桑原】
姓氏の一。 [補説]「桑原」姓の人物桑原隲蔵(くわばらじつぞう)桑原武夫(くわばらたけお)