ぐうぜん‐せい【偶然性】
1 予期しないことが起こる要素・性質。 2 哲学で、 ㋐因果系列に含まれない事象が客観的に生起すること。 ㋑すべての事象が因果系列の連鎖の中に位置するという決定論の立場から、生起する事象について...
ぐうぜん‐の‐きょぎ【偶然の虚偽】
論理学でいう虚偽の一。事物における本質的・必然的なものと偶然的・例外的なものとを混同して誤った推論を行うことから生じる虚偽。例えば、若くして死んだ女性が美人であったところから、一般に「美人は薄命...
ぐうぜん‐はっせい【偶然発生】
⇒自然発生
ぐうぜん‐はっせいせつ【偶然発生説】
⇒自然発生1
ぐうぜん‐へんい【偶然変異】
⇒突然変異
ぐうぜん‐ろん【偶然論】
哲学で、世界の発生や生成は、すべて偶然に帰着するという考え方。エピクロス・ルクレティウスなどが唱えた。→決定論
ぐう‐ぞう【偶像】
1 木・石・土・金属などで作った像。 2 神仏をかたどった、信仰の対象となる像。 3 あこがれや崇拝の対象となるもの。「若者の—」
ぐうぞう‐か【偶像化】
[名](スル)崇拝・信仰の対象になること。また、対象にすること。「救国の英雄として—する」
ぐうぞう‐し【偶像視】
[名](スル)尊敬・崇拝の対象として見ること。「世界的名選手を—する」
ぐうぞう‐すうはい【偶像崇拝】
絵画・彫刻・自然物などの可視的対象物を信仰の対象として崇拝・礼拝すること。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教などでは厳しく否定される。偶像礼拝。