もみじ【紅葉/黄葉】
[名](スル)《動詞「もみ(紅葉)ず」の連用形から。上代は「もみち」》 1 晩秋に草木の葉が赤や黄色に色づくこと。また、その葉。こうよう。「美しく—した山」《季 秋》「山くれて—の朱(あけ)をう...
モナコ‐だいせいどう【モナコ大聖堂】
《Cathédrale de Monaco》南ヨーロッパの地中海に臨むモナコ公国の旧市街にある大聖堂。1875年の創建。公国の歴代君主の墓所がある。1956年、レニエ3世と米国女優ケリーの結婚式...
もんじ‐の‐ほうし【文字の法師】
もっぱら教理・経文の研究にのみふけり、実践的な禅行を修しない法師。禅僧が学問僧をあざけっていう語。→暗証(あんしょう)の禅師(ぜんじ)
もん‐ちゅう【問注】
《問うて注(しる)す意。「もんぢゅう」とも》訴訟の原告と被告を取り調べて、その言い分を記すこと。また、訴訟の対決。裁判。「六波羅にて—すべきに定まりにけり」〈著聞集・一六〉
モロキニ‐とう【モロキニ島】
《Molokini》米国ハワイ州、マウイ島南東沖の無人島。マケナの沖合約5キロメートルに位置する。火口壁の半分が水没してできた島であり、三日月型をしている。シュノーケリング・スキューバダイビング...
もみた◦う【紅葉たふ/黄葉たふ】
[連語]《動詞「もみつ」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》紅葉している。「百舟の泊(は)つる対馬の浅茅山しぐれの雨に—◦ひにけり」〈万・三六九七〉
もよい【催い】
1 準備をすること。用意を整えること。多く、名詞の下に付けて用いる。「船—」「宇治橋の辺に押し寄せいくさ—せられけり」〈承久記〉 2 名詞の下に付けて、その物事のきざしが見えることを表す。「雨—...
もの‐つき【物憑き】
1 「よりまし」に同じ。「御—に移って様々に申す事どもありて」〈盛衰記・一〇〉 2 物の怪(け)にとりつかれること。また、そのとりつかれた人。「—はすなはちさめにけり」〈太平記・三九〉
もどかし・い
[形][文]もどか・し[シク]《動詞「もど(擬)く」の形容詞化》 1 思うようにならずいらいらする。じれったい。はがゆい。「うまく気持ちを伝えられなくて—・い」「靴を履くのも—・く走りだす」 2...
やく‐しょ【役所】
1 役人が公務を取り扱う所。官公庁。 2 戦陣で、各将士が本拠とする詰所。「己が—に走り入り、火を懸けて腹掻き切って死ににけり」〈太平記・二八〉 3 中世、関所のこと。〈黒本本節用集〉 4 遊里...