げ‐さ
[接尾]形容詞・形容動詞などの語幹に付いて名詞をつくり、いかにも…らしいさま、見るからに…そうなようす、などの意を表す。「あさましううつくし—添ひ給へり」〈源・桐壺〉
げ‐さい【解斎】
斎戒を解き、平常に復すること。物忌みを終えること。直会(なおらい)。
げさい‐でん【解斎殿】
直会殿(なおらいどの)の異称。
げ‐さく【下作】
[名・形動] 1 出来の悪い作品。⇔上作。 2 品が悪いこと。また、そのさま。下品(げひん)。「—な話」
げ‐さく【下策】
へたな策略。拙劣な手段。⇔上策。
げ‐さく【外戚】
⇒げしゃく(外戚)
げ‐さく【戯作】
《「けさく」とも》 1 戯れに詩文を作ること。また、その作品。 2 江戸後期の通俗小説類の総称。洒落本・滑稽本・黄表紙・合巻(ごうかん)・読本(よみほん)・人情本など。伝統的で格式の高い和漢の文...
げさくウェルギリウス【戯作ウェルギリウス】
《原題、(フランス)Le Virgile travesti》スカロンの詩。1648年〜1653年頃の刊行。
げさくざんまい【戯作三昧】
芥川竜之介の小説。大正6年(1917)発表。戯作の執筆にふける曲亭馬琴(きょくていばきん)を主人公として、作者自身の芸術至上主義の境地を示す歴史小説。
げさく‐しゃ【戯作者】
戯作を業とする人。特に、江戸後期の通俗作家。