げ‐だい【外題】
1 書物・掛け軸などの表紙に記してある書名・題名。→内題 2 上方で、歌舞伎や浄瑠璃の題名のこと。江戸では、名題(なだい)という。芸題。 3 古文書で、申文(もうしぶみ)・解状(げじょう)などの...
げ‐だい【下代】
流通業界で、商品の仕入れ価格のこと。卸値。→上代(じょうだい)3
げだい‐あんど【外題安堵】
中世、幕府が所領譲与を安堵した旨を申請者の提出した文書の余白部分に記したこと。また、その文書。外題安堵状。
げだい‐かざり【外題飾り】
茶席の床に、外題のある軸物を巻いたまま飾っておくこと。軸飾り。
げだい‐かんばん【外題看板】
⇒一枚看板4
げだい‐がくもん【外題学問】
書名にだけ通じていて内容を知らないこと。うわべだけの学問。
げ‐だく【解諾】
⇒インフォームドコンセント
げ‐だち【夏断ち】
夏安居(げあんご)の間、在家の者も酒・肉などを飲食しないこと。夏精進(げしょうじん)。《季 夏》「—して仏の痩を思ひけり/碧梧桐」
げ‐だつ【解脱】
[名](スル)《(梵)vimukti, vimokṣaなどの訳。縛るものを離れて自由になる意》悩みや迷いなど煩悩(ぼんのう)の束縛から解き放たれて、自由の境地に到達すること。悟ること。涅槃(ねは...
げだつ【解脱】
歌舞伎十八番の一。本名題「鐘入解脱衣(かねいりげだつのきぬ)」。景清物の一つで、宝暦10年(1760)江戸市村座で金井三笑作「曽我万年柱」の二番目狂言として上演したもの。