サウスオークニー‐しょとう【サウスオークニー諸島】
《South Orkney Islands》南極大陸の南極半島の北東方にある諸島。南緯60度20〜50分、西経44度20分〜46度45分に位置する。主島コロネーション島をはじめ、ローリー島、パウ...
然(さ)有(あ)・り
そうである。そのとおりだ。「人が笠をさすならば我も笠をささうよ、げにも—・り」〈虎明狂・末広がり〉
さいてい‐げん【最低限】
いちばん低いほうの限界。最低の限度。副詞的にも用いる。「—の値上げにとどめる」「—必要なもの」
こわ・る【強る】
[動ラ四]こわばってかたくなる。「御乳はいと美しげにおはしますが、いたう—・るまで膨(は)らせ給へれば」〈栄花・楚王の夢〉
杯(さかずき)を重(かさ)・ねる
続けて何杯も酒を飲む。グラスを重ねる。「長十郎は微笑を含んで、心地よげに—・ねた」〈鴎外・阿部一族〉
このした‐つゆ【木の下露】
木の枝葉から降り落ちる露。「御傘さぶらふ。げに—は雨にまさりて」〈源・蓬生〉
このも‐かのも【此の面彼の面】
1 こちら側とあちら側。「つくばねの—に影はあれど君がみかげにます影はなし」〈古今・東歌〉 2 あちらこちら。そこここ。「—あやしくうちよろぼひて」〈源・夕顔〉
こぶ【瘤/癭】
1 病気のために筋肉が固くなるなどして、皮膚が高く盛り上がっているもの。 2 からだの一部をひどく打ったりして、そこが一時的に盛り上がったもの。たんこぶ。「転んで額に—ができる」 3 表面が盛り...
さかさ‐くらげ【逆さ海月】
1 《看板に使った温泉マークの♨を、逆さにしたクラゲに見立てて》連れ込み宿のこと。昭和20年代の流行語。 2 サカサクラゲ科のクラゲ。海底で、触手を上に向けて生活する。プランクトンを補食するほか...
さしあい‐く・る【差し合ひ繰る】
[動ラ四]《連俳用語の差し合いを繰る意から》辺りへのさしさわりを考えて遠慮する。「げにも旅の気散じは、—・らず高声(かうしゃう)に話しものして」〈滑・膝栗毛・四〉