こう【稿】
詩や文章などの下書き。原稿。「—を起こす」「—を脱する」
こう【鋼】
焼き鍛えて強くした鉄。炭素を0.04〜2パーセント程度含む鉄。銑鉄から、平炉・転炉・アーク炉などによって脱炭して作る。炭素鋼。炭素のほかにニッケル・クロムなどを含むものは特殊鋼という。スチール。...
こう【薨】
律令制で、皇族または三位以上の貴族の死去をいう語。
こう【講】
(カウ) 講じること。講義。「化学の—を聞き」〈中村訳・西国立志編〉 (コウ) 1 経典の講義をする会。法華八講など。また、仏教の信者が集まり、仏の徳を賛美する法会(ほうえ)。 2 神社・仏...
こう【国府】
「こくふ」の音変化。「道の口、武生の—に我はありと親に申したべ」〈催馬楽・道の口〉
こ・う【恋う】
[動ワ五(ハ四)]特定の相手に心ひかれて、その人を思い慕う。また、特別な人物や場所などを強く慕う。恋する。「亡き妻を—・う」「故郷を—・う」「昔を—・う」 [動ハ上二]《本来は、時間的、空間...
こ・う【請う/乞う】
[動ワ五(ハ四)] 1 他人に、物を与えてくれるよう求める。また、何かをしてくれるよう願う。「食物を—・う」「救援を—・う」「許しを—・う」 2 神仏に祈り求める。「天地(あめつち)の神を—・ひ...
こう【恍】
[ト・タル][文][形動タリ]うっとりとするさま。また、ぼんやりするさま。「—として夢中夢に入るの感あるのみ」〈福沢・福翁百話〉
こう【皎】
[ト・タル][文][形動タリ]月の光が白く見えるさま。また、白くて清らかなさま。「—とした月の廓の細い通りを見透かした」〈鏡花・歌行灯〉
こう【斯う】
[副]《「か(斯)く」の音変化》 1 話し手の行動、または、聞き手よりも話し手に近い関係にある事物の状況をさす。このように。こんなふうに。「—書くのは誤りです」「—なったからには、覚悟しなければ...