こうあ【向阿】
[1265〜1345]鎌倉末期・南北朝時代の浄土宗の僧。甲斐の人。号は是心。諱(いみな)は証賢。鎮西義一条流の祖礼阿(らいあ)に師事。著「三部仮名鈔」。
こうあみ【幸阿弥】
[1410〜1478]室町後期の蒔絵師(まきえし)。本名、土岐四郎左衛門道長。足利義政に仕え、入道して幸阿弥と称す。下絵に土佐光信の大和絵や能阿弥・相阿弥らの作品を用いた。→幸阿弥派
こう‐あんこく【孔安国】
中国、前漢の学者。曲阜(きょくふ)(山東省)の人。字(あざな)は子国。孔子12世の孫。武帝のとき、孔子旧宅の壁の中から出た「尚書」などを当時流行していたテキスト(今文)と対校し、古文尚書学を開い...
こうあん‐てんのう【孝安天皇】
記紀で、第6代の天皇。孝昭天皇の第2皇子。名は日本足彦国押人(やまとたらしひこくにおしひと)。
こう‐う【項羽】
[前232〜前202]中国、秦末の武将。宿遷(江蘇省)の人。名は籍。叔父項梁とともに兵を挙げ、漢の高祖(劉邦)と協力して秦を倒し、楚王となった。のち、劉邦と天下を争うが、垓下(がいか)の戦いに...
こううん【耕雲】
⇒花山院長親(かざんいんながちか)
こう‐えいだつ【孔穎達】
⇒くようだつ(孔穎達)
こうえつ【光悦】
⇒本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)
こうかい‐おうじ【航海王子】
ポルトガル王子ヘンリーの異称。
こうかいど‐おう【広開土王】
[374〜412]高句麗(こうくり)第19代の王。在位391〜412。諱(いみな)は談徳。南北に進出して朝鮮半島の大半を領有。百済(くだら)と結んで南部に進出した日本軍と戦い、撃退した。鴨緑江(...