こくちょう【黒鳥】
安西篤子の小説。平成5年(1993)刊。
こくちょうのささやき【黒鳥の囁き】
中井英夫の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は昭和49年(1974)刊行で、ほかに「空き瓶ブルース」「死者の誘(いざな)い」などの作品を収める。
こ‐ぐち【小口】
1 切った所。切断面。切り口。 2 書物の、背の部分を除いた三方の辺。上辺の天、下辺の地、背の反対側の前小口のこと。また、特に前小口をいう。 3 事の始まり。端緒。いとぐち。「話の—」 4 扱う...
こ‐ぐち【木口】
木材を横に切ったその切断面。また、木材の端。きぐち。
こ‐ぐち【虎口】
1 城郭や陣営などの最も要所にある出入り口。小口。「一人も助けてやらじものをと、—に立ってぞ待ちかけたる」〈謡・烏帽子折〉 2 合戦などで、最も重要な局面。また、極めて危険な戦い。〈日葡〉
こぐち‐あつかい【小口扱い】
貨物輸送で、専用の車両を必要としない程度の少量の荷物の運送。
こぐち‐あり【木口蟻】
一方の木材の端を蟻差しとして、他方の木材に固定する仕口(しくち)。主に土台の隅に用いる。
こぐち‐がき【小口書(き)】
和装本の上または下の小口に、書名・巻数などを書きつけること。また、その書いたもの。
こぐち‐ぎり【小口切り】
物の端を少し切ること。また、長い物を端から順々に切っていくこと。「大根を—にする」
こぐち‐づみ【小口積み】
煉瓦(れんが)や切り石などを積むとき、切り口が見えるように積むこと。