こく‐いっこく【刻一刻】
[副]しだいに時間が経過するさま。しだいしだいに。刻々。「運命の時が—(と)迫る」「夕焼けの色が—(と)変化していく」
こくい‐の‐さいしょう【黒衣の宰相】
僧職にありながら政治に参与し、大きな勢力を持つ者。こくえのさいしょう。
こく‐いん【刻印】
[名](スル) 1 印を彫ること。また、その印。 2 刻みつけること。「幼児期に—された心象」 3 「極印(ごくいん)2」に同じ。
こく‐いん【国印】
令制の規定により、国司が公文書に用いた印。2寸(約6センチ)四方の大きさとした。
こく‐いん【黒印】
墨、あるいは黒色の印肉を用いて押した印影。また、それを押した文書。室町・江戸時代にかけて、武家の公文書に用いられた。おすみつき。
こくいん‐じょう【黒印状】
黒印を押してある文書。朱印より略式とされた。江戸時代には朱印は将軍に限られ、諸大名は黒印を用いた。
こくいん‐ち【黒印地】
江戸時代、大名が寺社などに黒印状を発行して、その領地であることを認めた土地。
こく‐う【穀雨】
《穀物を育てる雨の意》二十四節気の一。4月20日ごろ。《季 春》「伊勢の海の魚介豊かにして—/かな女」
こ‐くう【虚空】
[名] 1 何もない空間。大空。「—に消える」「—にのぼる」 2 仏語。何も妨げるものがなく、すべてのものの存在する場所としての空間。
[名・形動ナリ] 1 事実にもとづかないこと。また、そ...
こくう【虚空】
長谷川櫂の句集。平成14年(2002)刊行。第54回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。