こしらえ‐もの【拵え物】
1 本物にまねて作った物。つくりもの。模造品。 2 嫁入り道具。「十五、六歳にて縁につける時の—の見事になる積もりぞかし」〈浮・万金丹・五〉
こしら・える【拵える】
[動ア下一][文]こしら・ふ[ハ下二] 1 ある材料を用いて、形の整ったものやある機能をもったものを作り上げる。また、結果として不本意なものを作ってしまう。「弁当を—・える」「藤棚を—・える」「...
こ‐しろ【子代】
大化の改新以前の皇室の私有民。天皇が皇子のために設置したものといわれるが、実体は未詳。→名代(なしろ)
こし‐わざ【腰技】
柔道の投げ技で、主に腰を働かせて投げ倒す技の総称。浮き腰・大腰・腰車・釣り込み腰・払い腰・釣り腰・はね腰・移り腰・後ろ腰の9種。
腰(こし)を上(あ)・げる
1 座っている人が立ち上がる。「出発の時刻と聞いて—・げる」 2 行動するための態勢をとる。「綱紀粛正にやっと重い—・げる」
腰(こし)を入(い)・れる
1 腰を安定させた姿勢をとる。「—・れて押す」 2 しっかりした心構えで事に当たる。本腰になる。「—・れて環境保全に取り組む」
腰(こし)を浮(う)か・す
立ち上がろうとして腰を上げる。中腰になる。「地震と気づいて、思わず—・した」
腰(こし)を落(お)ち着(つ)・ける
1 「腰を据える2」に同じ。「—・けて仕事にかかる」 2 「腰を据える3」に同じ。「彼は赴任地で—・けたらしい」
腰(こし)を折(お)・る
1 腰を折り曲げる。腰をかがめる。「深々と—・る」 2 話などを中途で妨げる。「話の—・らないでくれ」「けんかの—・る」
腰(こし)を下(お)ろ・す
椅子(いす)や台、地面などの上にしりをおろす。座る。「茶屋の店先に—・す」