こめ‐つが【米栂】
マツ科の常緑高木。ツガに似るが樹皮は灰色で、針状の葉は短い。本州北部から中部、四国の山地に分布。材は建築・土木などに利用。
こめ‐つき【米搗き/米舂き】
1 玄米をついて白米にする作業。また、それをする人。 2 「米搗虫(こめつきむし)」の略。
こめつき‐うた【米搗き歌】
民謡の一種で、玄米をついて精白するときの仕事歌。
こめつき‐がに【米搗蟹】
十脚目スナガニ科のカニ。干潟にすむ。甲は球形で、甲幅約1センチ。各脚の長節は小判形で、鼓膜のような聴覚構造がある。はさみを上下に動かして砂を口に入れ、有機物を食べたあとの残りを砂の団子にする。名...
こめつき‐ぐるま【米搗き車】
板の両側に車をつけ、それが回転すると上の杵(きね)が米をつくように動く仕掛けの玩具。
こめつき‐ざる【米搗き猿】
猿が米をつく姿をかたどった木製の玩具。糸を操ると、猿がその動作をする仕掛けになっている。
こめつき‐ばった【米搗き飛蝗】
1 ショウリョウバッタの別名。 2 「米搗虫(こめつきむし)」に同じ。 3 人に取り入ろうとして、やたらにおじぎを繰り返す者をあざけっていう語。
こめつき‐むし【米搗虫/叩頭虫】
甲虫目コメツキムシ科の昆虫の総称。樹上にすみ、体は紡錘形で平たい。あおむけにすると背を地面に打ちつけて跳ね上がる。また、体を押さえると人が米をつくように頭胸部を振り動かす。幼虫は針金虫(はりがね...
こめ‐つつじ【米躑躅】
ツツジ科の落葉低木。山地に生える。葉は楕円形で先がややとがる。6、7月ごろ、白い筒状の小花をつける。《季 春》
こめ‐つぶ【米粒】
米の粒。